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栗公園:20090425005721

kurikouen.gif栗コーダーカルテット掲示板「栗公園」へようこそ。
以下の注意点を念頭において今日も1日、楽しく過ごしましょう。

アクセス数:582319


[1292]ニューオリンズ再訪2009【川口】2009年04月25日(土) 00:57:21

タイトルはのちの検索に重要なのですが、
なかなかいいものが浮かばず。
昨日の午後N.O.入りしまして、シャトルバスで定宿へ。
着いたときには夕日の時間となってました。
さすがにフェス前夜です。

今回は自分のマックを持って出掛けたので気楽に更新できそうです。
後数分でフェスのスタートですが、今日も出遅れてます。
日差しが強いので遅れるくらいでちょうどいいかな。
今日のメインのトリはジョー・コッカーです。

このトピックに対するレス

  1. かなり日にあたるのを避けていたにもかかわらず非常に疲れました。ちょうど今頃、ダーティー・ダズン・ブラスバンドにブッカーTが入るライブが始まるところですが、体力的に無理かなあ。ちょっとベッドで迷ってみよう。そんな中、6/25用のチラシのデータチェックなどをしたりして、普通に作業が進んでいるのが不思議。むしろ日本との時差がいい具合に作用して、朝と夜に規則的にやりとりができるのが気持ちよい。今日はスプーンってバンドと、家族でやってるケイジャンバンドがなかなかよかった。ほかは余裕のあるときに書きましょう。【川口】2009年04月25日(土) 12:19:08
  2. ベット(上の段)で迷ってたら朝になりました。ま、そういうこともありますか。おかげで移動の疲れもフェスの歩き疲れもとれました。長々シャワーを浴びたり(こちらはわりとシャワー文化ですね)昨夜の中華のテイクアウトの残りを共同キッチンを使ってもういちど炒め直して食べたり、わりと有意義な朝8時。このゲストハウスはもちろん若者が多いので朝は人が少ないです。夜遊びの場所に事欠きませんからね。昨日バーボンストリートの入り口でストリートライブをしてた若いブラスバンドいい音してたなあ。直接チップなんかのお金につながるってのは悪くないと思う。普通だったらスポーツに向かうと思われるような体力の若者がトロンボーンやトランペットを吹いてるわけで、そりゃ迫力ありますわ。だんだん人が起きて中庭がにぎやかになりつつあるな。キッチンでその人なりの朝飯を作ってるのがおもしろいです。【川口】2009年04月25日(土) 23:29:16
  3. 去年と同じ顔ぶれがあちらこちらに。出がけに声をかけられたのはしかシカゴの青年。今年は兄弟で見に来たらしい。僕はよくわからないのだが、FACEっていうのかな。My Spaceに似たものらしいんだけど誘われたようだ。英語がいまいち理解できなかったので詳細はわからないんだけど。さらにもう一つこういったコミュニケーション系のウェブサイトを彼は見て盛んに明日出演の自分のライブをお知らせしていた。渋さ知らズのMy Spaceを見ておもしろがってました。栗コーダーも始めるべきかと思いつつ、なかなか思うように進まず。なにせ英語でやってかないといけないですからなあ。今日のフェスは、めぼしい出演者が目白押しで、一日中激しいはしご状態でありました。ピート・シーガーのターン・ターン・ターンやらジェイムズ・テーラーのユーブ・ガッタ・フレンド。ディキシー・カップスのチャペル・オブ・ラブ、アーマ・トーマスのタイム・イズ・オン・マイ・サイド。ほんの数時間の間に、そんなヒット曲が生で聞けるなんて幸せであります。その他にもいろんな発見もあり、初めて見聞きした素晴らしいシンガーたちもおりました。ウィルコも非常によかったし。たまたまサポートで出演していたフェアポート・コンベンションのドラマー、デイブ・マタックスも見られたり。実に贅沢だ。特に記憶しておきたいのは中川五郎さんや高田渡さんが音楽を始めるきっかけになったような人物、ピート・シーガーがオバマ大統領の就任の時と同様に我が祖国を歌った場面だろうか。【川口】2009年04月26日(日) 10:15:47
  4. 昨夜同様にベッドの上でごろごろしながら、夜行われる各ライブハウスのライブのスケジュールを見てたらあっという間に寝てしまった。5時に目が覚めても、いくら何でもすることがないので、出演者のA to Z を読んで、おもしろそうな出演者をチェック。そして二度寝。今年は今のところ晴れが続いているが、おかげで若干熱射病気味だ。今日はなるべくテントの下のライブ中心に見ていかないと倒れちまうかもしれないな。今日も3時くらいからは各会場で大物そろい踏みによってはしご必至。南ア出身のヒュー・マセケラは以前の出演のときに見て、予想外の良さにびっくりしたものだ。今回はジャニス・ジョップリンに影響を与えたエタ・ジェイムス、アースウインド&ファイヤー、デイブ・マシューズバンドなんかとトリの時間帯でぶつかってるなあ。今日もきつそうだ。【川口】2009年04月27日(月) 00:58:44
  5. 今日もジャニスの熱唱で有名なピース・オブ・マイ・ハートを歌うエタ・ジェイムスやらステイプル・シンガーズ時代の代表曲リスペクト・ユアセルフを熱唱するメイビス・ステイプルズ。もちろんアースの有名曲の数々など、いろんな曲が聞けた中で今日の記憶しておきたい場面は、ラストワルツでのお父さんポップ・ステイプルズの歌が印象的だったザ・バンドのウエイトを歌うメイビス・ステイプルってとこか。ゴスペルテントで聞くそんな曲たちは、また違った印象に聞こえる。マーティン・ルーサー・キング牧師のことを語りつつ歌うその姿は、昨日のピート・シーガーの我が祖国とともに、日本人にはどうにも実感できない物事だが、まわりの観客の反応のすごさが明確に歌の重要さを感じさせてくれる。ウェイン・トゥープス、デイブ・マシューズってあたりから、実に安定した実力と勢いを感じたのとともに、ときどき通りがかってのぞくゴスペルのテントとザディコのテントの意外なほどの熱さと迫力にアメリカ音楽の底力を感じる毎日であります。【川口】2009年04月27日(月) 10:51:32
  6. シカゴ在住の青年の出演するライブに顔を出そうと思ってストリートカーを待ってたら50分ほど音沙汰なし。宿の近所のライブハウス脇の停留所で待っていたせいか、そこのカウンターで手に入れた地ビールの生を飲みつつ、漏れ聞こえるジョン・ムーニーのスライドギターを聞いていたらあっという間に時間が経ってしまった。もう、ここでゆっくりライブ見ようかなって思ったときに赤い路面電車が到着。一時間遅れで到着したエスプラネード通りの始まり、フレンチメンストリート近くのライブハウスは、もうDJタイムになっていた。彼とは合流できたものの演奏は聞けず。彼が談笑していたレコードレーベルの方に今回作った二枚のCDのサンプルをお渡しする。ここから何かが起こるといいんだけどなあ。このフレンチメンストリートにはライブハウスが固まっていて、バーボンストリートと比べると通向けな場所といえる。さすがに昨夜はたいへんな騒ぎで路上ではブラスバンドが演奏しているし、アラン・トゥーサンやらハモニカの名手、チャーリー・マセルホワイトやら、あの山岸潤史さんのパパ・グロウズ・ファンクやらもあちらこちらで。さらに他にも無名なのか、ぼくが知らないだけなのかわからない演奏家が素晴らしい演奏を、あっちでも、こっちでも。う〜ん。すごいなこりゃ。気がつけば夜中の3時を過ぎ、戻った宿ではシカゴの青年がエアポートシャトルを待っている。今回は一周目しかいられないんだそうだ。彼のいるシカゴともやりとりが続くといいのだが、なにせ全部英語なのでけっこう大変。渋さでも栗コーダーでも、早くアメリカ上陸を果たしたいんですけどね。お、なぜかちょっと寝たら目が覚めてしまったのでメールのやりとりやらチラシの最終校正などをしていたらもう二度寝の時間がなくなってしまった。もうすぐ恒例のレコード屋さんのインストアライブが始まってしまいます。その前になんとかお気に入りのレストランでランチにありつかなくては。【川口】2009年04月28日(火) 00:26:09
  7. シカゴ在住の青年の出演するライブに顔を出そうと思ってストリートカーを待ってたら50分ほど音沙汰なし。宿の近所のライブハウス脇の停留所で待っていたせいか、そこのカウンターで手に入れた地ビールの生を飲みつつ、漏れ聞こえるジョン・ムーニーのスライドギターを聞いていたらあっという間に時間が経ってしまった。もう、ここでゆっくりライブ見ようかなって思ったときに赤い路面電車が到着。一時間遅れで到着したエスプラネード通りの始まり、フレンチメンストリート近くのライブハウスは、もうDJタイムになっていた。彼とは合流できたものの演奏は聞けず。彼が談笑していたレコードレーベルの方に今回作った二枚のCDのサンプルをお渡しする。ここから何かが起こるといいんだけどなあ。このフレンチメンストリートにはライブハウスが固まっていて、バーボンストリートと比べると通向けな場所といえる。さすがに昨夜はたいへんな騒ぎで路上ではブラスバンドが演奏しているし、アラン・トゥーサンやらハモニカの名手、チャーリー・マセルホワイトやら、あの山岸潤史さんのパパ・グロウズ・ファンクやらもあちらこちらで。さらに他にも無名なのか、ぼくが知らないだけなのかわからない演奏家が素晴らしい演奏を、あっちでも、こっちでも。う〜ん。すごいなこりゃ。気がつけば夜中の3時を過ぎ、戻った宿ではシカゴの青年がエアポートシャトルを待っている。今回は一周目しかいられないんだそうだ。彼のいるシカゴともやりとりが続くといいのだが、なにせ全部英語なのでけっこう大変。渋さでも栗コーダーでも、早くアメリカ上陸を果たしたいんですけどね。お、なぜかちょっと寝たら目が覚めてしまったのでメールのやりとりやらチラシの最終校正などをしていたらもう二度寝の時間がなくなってしまった。もうすぐ恒例のレコード屋さんのインストアライブが始まってしまいます。その前になんとかお気に入りのレストランでランチにありつかなくては。【川口】2009年04月28日(火) 00:26:09
  8. 勢いを重視すると二重送信やら誤字が出ますな。一周目ってのもサーキットっぽくて案外雰囲気出てます。場所も競馬場だしね。ここにきてとても眠くなってきた。今日も夜のライブは端折る可能性あるなあ。見たいライブいっぱいあるんだけど。特にこの二月に亡くなったスヌークス・イーグリンのトリビュートライブとか。場所もちなみのロックンボウルですしね。【川口】2009年04月28日(火) 00:32:43
  9. 案の定バテまして早めに一度宿に戻りました。ファンクジャズの好きな日本の若者が再び宿に合流しました。すでに一度ここで会ってるんだけど、フェスの期間中はここが予約できなかったらしく、一度別のホテルに移動してたとのことです。ギターを持参していて、どこかセッションできる場所を探しているそうな。ここに来た瞬間から、ぼくは完全にリスナーモードになるんで、そういった場所を知らないんだよなあ。では小一時間仮眠をとりつつロックンボウルに行くとするか。起きれるといいなあ。【川口】2009年04月28日(火) 08:25:05
  10. 予想していた通り、寝てしまった。おかげいままでで最も沢山な目覚めでありました。そりゃ12時間近くも寝ればねえ。フェス1週目の疲れも取れたので今日のインストアはしっかり見ようっと。昨日のインストアのトリ?はミーターズのギターのレオ・ノセンテリだったんだけど、ドラムのスタントン・ムーアほか豪華なサポートな上に、途中でDr.ジョンが飛び入りだったらしい。どうせ寝ちゃうんだったら最後まで見てればよかった、なんてプチ後悔はこの期間中多すぎて気にしていられないね。体調よく毎日コンサートを見られたらそれでよしとしよう。特に今日、明日の二日間に渡ってハウス・オブ・ブルースで行われるポンデローサ・ストンプってイベントにベストコンディションの標準を定めるのは悪くない。これまた朝まで続く体力勝負のイベントですからねえ。コアなオールディーズファンやR&Bファンには垂涎のスペシャルイベントです。ぼくは毎年ハウスバンドのようになってるDeke Dickerson & the Eccofonics ってのが最高なんですよ。イベントの出演者情報はhttp://www.ponderosastomp.com/ponderosa_stomp_8.phpこのページ見るだけでも面白いです。【川口】2009年04月28日(火) 23:40:10
  11. 爽やかって書いたつもりだったのにはて?だんだん雲行きが怪しくなってきました。フェス期間中に必ず一日は雨が降ってましたが、開催日以外に降るのは珍しい。(まだ降ってないけど)。せそろそろ洗濯のタイミングなんだけどちょっと待ってみよう。このまま曇ってるくらいだと涼しくていいんだけど。【川口】2009年04月28日(火) 23:48:03
  12. 昨日は昼からインストア見物、そのまま夜のイベントになだれ込んだ形でしたが、今年は夜中の3時までがんばってみました。非常に眠いし耳も痛くなるほど疲労しましたが得ることは多かったように思います。ここの更新もほどほどにして今日も出掛けねばなりません。朝イチでカーミット・ラフィンがインストアに出演してます。これくらい毎日イベントやらライブが密集しているとそれぞれの単独ライブを見に行っている余裕がないのでインストアで40分ほど生音が聞こえるくらいの距離、場合によっては1メートル以内の接近距離で演奏を見聞きできるのは非常にありがたいわけです。今日は単独ライブでも見に行きたいクラスの人が結構出ますね。そしてそのまま昨夜に続いてのイベント。それを深夜まで見た後にフェス2週目に突入となります。もう修行の感覚に近いなこうなってくると。体力もそうだけど耳の消耗に気をつけないといけない時期に入ってきました。【川口】2009年04月30日(木) 00:34:35
  13. 昨日は昼からインストア見物、そのまま夜のイベントになだれ込んだ形でしたが、今年は夜中の3時までがんばってみました。非常に眠いし耳も痛くなるほど疲労しましたが得ることは多かったように思います。ここの更新もほどほどにして今日も出掛けねばなりません。朝イチでカーミット・ラフィンがインストアに出演してます。これくらい毎日イベントやらライブが密集しているとそれぞれの単独ライブを見に行っている余裕がないのでインストアで40分ほど生音が聞こえるくらいの距離、場合によっては1メートル以内の接近距離で演奏を見聞きできるのは非常にありがたいわけです。今日は単独ライブでも見に行きたいクラスの人が結構出ますね。そしてそのまま昨夜に続いてのイベント。それを深夜まで見た後にフェス2週目に突入となります。もう修行の感覚に近いなこうなってくると。体力もそうだけど耳の消耗に気をつけないといけない時期に入ってきました。【川口】2009年04月30日(木) 00:34:35
  14. インストアライブは一時間ごとに出演者が入れ替わって、ライブが終わると同時にサイン会が始まり、それと平行して次のバンドのセッティングをするという、実に合理的な流れになってます。おまけに、店のレジにクーポンがおいてあって、それを使って近所の店に行くと普段の半額くらいでビールが飲めるってことになってます。もちろんそれを持ち込んでインストアを聞きながら地元の生ビールを楽しむなんてものできるんですが、あんまり行き過ぎると何を見てるんだか訳が分からなくなってしまうので注意。では行ってきます。【川口】2009年04月30日(木) 00:39:40
  15. インストアライブは一時間ごとに出演者が入れ替わって、ライブが終わると同時にサイン会が始まり、それと平行して次のバンドのセッティングをするという、実に合理的な流れになってます。おまけに、店のレジにクーポンがおいてあって、それを使って近所の店に行くと普段の半額くらいでビールが飲めるってことになってます。もちろんそれを持ち込んでインストアを聞きながら地元の生ビールを楽しむなんてものできるんですが、あんまり行き過ぎると何を見てるんだか訳が分からなくなってしまうので注意。では行ってきます。【川口】2009年04月30日(木) 00:39:40
  16. 昨夜もワンダ・ジャクソン(ゲストでジェイムズ・バートン)のステージが終わるまで頑張ってたら1時半を過ぎました。タクシーで戻ってくる中、近所のライブハウスにまだ灯がともっているのを見て顔を出すと元ダーティー・ダズン・ブラスバンドのテューバのカーク・ジョセフやら現D.D.B.B.のトランペットの方なんかも出演していたサイケなファンクのセッションみたいなものが終演間近の盛り上がりをみせてました。そこで生ビールを一杯頼みつつ20分ほどかな。いい演奏でした。朝起きると、笛仙人の原稿が締め切り間近との報告あり。時差!!忘れてましたああ。こちらは今30日になったばっかりだったんですが、以前も同じミスをしたような…。進歩なし。【川口】2009年05月01日(金) 02:54:28
  17. 昨夜もワンダ・ジャクソン(ゲストでジェイムズ・バートン)のステージが終わるまで頑張ってたら1時半を過ぎました。タクシーで戻ってくる中、近所のライブハウスにまだ灯がともっているのを見て顔を出すと元ダーティー・ダズン・ブラスバンドのテューバのカーク・ジョセフやら現D.D.B.B.のトランペットの方なんかも出演していたサイケなファンクのセッションみたいなものが終演間近の盛り上がりをみせてました。そこで生ビールを一杯頼みつつ20分ほどかな。いい演奏でした。朝起きると、笛仙人の原稿が締め切り間近との報告あり。時差!!忘れてましたああ。こちらは今30日になったばっかりだったんですが、以前も同じミスをしたような…。進歩なし。【川口】2009年05月01日(金) 02:54:28
  18. 今日は夜に重要なライブがあることもあって、かなり頑張らない感じではしごをしつつ、若干早めに会場を後にしました。昼間に一時間ほどスヌークス・イーグリンを偲ぶインタビュー会場があり、そこではアラン・トゥーサンやミーターズのジョージ・ポーターJr.なんかが思い出を語っておられました。亡くなった本人の演奏がちょっと会場に流れたときに、それに合わせてアラン・トゥーサンが軽くピアノを弾いたときに、なんだかとても悲しくかつ感動しました。かつてロックン・ボウルで見た、ジョージ・ポーターJr.とともに演奏するスヌークスの演奏がぼくのニューオリンズ体験の最高のものだったと今でも思ってます。そのとき目から鱗が落ちた心持ちは、今も自分が演奏をするときに大切にしております。【川口 from N.O.】2009年05月01日(金) 10:10:23
  19. 無事夜のライブもはしごできました。ティピィティーナってライブハウスに行ったのはずいぶん久しぶりな気がします。初めてここに来たのはネヴィルブラザースがまだ地元の人気バンドだった頃、グラミーとか取る前だった気がします。3ステージくらい、いやもっとたってたのかなあ。いつまでたっても終わらないので、夜中に途中で疲れて帰った記憶があります。昨夜はもう一件、カールトン・ステーションっていう路面電車の操車場の向かいにある小屋。昔ゲイトマウス・ブラウンを見に来たのがこの辺だったと記憶してるが、ここじゃないな。こちらは初めてだったか二度目だったか。アメリカらしい不思議な作りのライブハウスでした。これはよくあるのですが、奥のパティオっていうのか裏庭っていうのか、そこでくつろげるスタイルってなかなかいいですね。そこで月夜の下で気絶してたら二回ほど親切な人に起こされました。シンガーソングライターらしい人を中心に目当てのギタリスト、アンダース・オズボーンと山岸さんのバンドのリーダー、ジョン・グロウのキーボードのトリオでその場の編成って感じでしたが、セッション感も含めて普段見られない演奏のタイプで良かったですね。ジョン・グロウのファンクじゃないタイプの演奏とか、オルガンではなくて普通にピアノの音色だったり。三人でがっちりハモったり。こういう一人で歌える人たちがハモる感じってのは実にいいですね。さて、洗濯も済んだので今日も遅れ気味ですが出掛けましょう。こちらはお昼ちょうどです。【川口 from N.O.】2009年05月02日(土) 02:01:13
  20. 今日の日差しは今までで一番きつかったのですが、なるべく日陰を探すことでしのいで見ました。まずはクラリネットの名手が三人で楽しいセッション。続けて昨年のグラミー賞をここのフェスのライブ盤で獲得したブ・ソレイユをちょっとだけ。シカラムータでもやってるクレツマーも聞けたこちらでは珍しい選曲のジェイムズ・リバース。そして遠目からダーティー・ダズンとリバース・ブラスバンドの混成バンドを聞きつつ、そのあたりの演奏を楽しくにはあまりの熱さに避難。うまく見つけた日陰で聞くマルシア・ボールがなかなかに気持ちよくてそのままうとうとしていたら、目当てのひとつだったドク・ワトソンが終演間近の時間になってしまった。いそいで駆けつけてみたけどほぼエンディング。そのくらいでも雰囲気は感じられて十分満足ではありますが。そのあとはボニー・レイットをちょっと覗きつつやはり楽しみにしていたエスペランツァ・スポルディングをほぼ全編、一番前の席を陣取り満喫。たいした23歳でありました。ぼくの大好きなミルトン・ナシメントの曲もよくアレンジされた形で披露されていて感心。この曲がここのフェスで聞けるとは思わなかったので結構うれしい。あとはトニー・ベネット、シュガーランド、ジョン・スコフィールドwith ジョージ・ポーター Jr.と流したあとで、もう一度トニー・ベネットに戻って終了。途中、通り道すがら聞いたエコノミーテントって場所で聞いたラグタイムがなかなか良かった。さて、この後はハウス・オブ・ブルースでDr.ジョンを見るわけですが、なんとか体力キープに成功いたものの開演に間に合うかどうか。路面電車がなかなかに時間が読めないんだな。【川口 from N.O.】2009年05月02日(土) 10:59:46
  21. 昨夜はハウス・オブ・ブルースのDr.ジョン、プリザベーション・ジャズ・ホールのダーティー・ダズン・ブラスバンドと続けたところで3時前。もう一息無理してフレンチメンストリートまで歩いて、そこでソウル・レベル・ブラスバンドなどを立ち聞き。どこかの店に入っちゃうと朝までコースになるのを恐れた訳ですが、それでも宿に戻ったのが4時過ぎか。今日はかなり出遅れてますな。ディーコン・ジョンのジャンプ・ブルース・パッケージショーには間に合うように急ぎたいところです。昨日の帰り際、スヌークスの大きなパネルを持って会場を出て行く黒人のお嬢さんがいました。彼に今年のフェスも楽しんでもらいたいっていう気持ちでしょうかね。彼同様に昨年のフェスでは元気に演奏していたエディー・ボーも亡くなり、両者のトリビュートイベント各所で開かれました。ある種の音楽における魅力の重要な部分は、なんと言ってもその人の存在そのもの、そこに居る力っていうのかな。レコードや映像を見るだけでは感じることのできない場の共有感っていいますか、同時代感っていいますか、があります。目の前1、2メートルのところで生音で演奏されるブラスバンドなんかももちろんそうだし、アンプから直接聞こえてくるジェームズ・バートンやスヌークス・イーグリン、ジョージ・ポーターJr.の音もそうです。荻窪のグッドマンやマンダラ2で聞いた高田渡さんなんかもそうですね。その経験ができたということを幸せだと思います。また高田さんほか、もはや会うことのできない方々と言葉を交わし、一緒のステージだったりスタジオだったりを共有できたことは自分の大きな財産になってます。さて急いで財産を殖やしに行かなくては。これはもはや使命と思ってます。【川口 from N.O.】2009年05月03日(日) 03:09:31
  22. フェスティバルのラス前終了。今日の内容に関しては後にまとめて語りたいと思います。本日はこれからアーロン・ネヴィルのコンサートに出掛けます。おそらく聞くことが出来るであろうアメイジング・グレースをともに歌い、ぼくが子供の頃からずっと一番好きだった日本の最高のロックンローラーに捧げたいと思います。【川口 from N.O.】2009年05月03日(日) 10:22:21
  23. アンコールの一曲目がアメイジング・グレースでした。日本に届くといいなと念じながら聞いてました。素晴らしいコンサートで今回の滞在で一番印象に残るものとなりました。今一瞬宿に戻りましたが、近所のライブハウスでおもしろいイベントを行っていまして、その休憩時間を利用して戻ってきた次第。今晩もまだまだ長そうです。今、気分はセカンドライン中であります。【川口 from N.O.】2009年05月03日(日) 14:49:47
  24. 宿から再び向かうもなかなか再開せず。約50分後に演奏再開。ほとんどが2コードのグルーブものというか呪術的な演奏。初期のDr.ジョン的と言えば何となく通じるか。昨年初めて見て気になっていたギタリストが出演していたが、本人のバンドほどの冴えが見られず残念。しかしながら目の前数十センチで繰り広げられるグルーブの嵐は心地良く、アメリカの深南部にいることを実感する。このセッションだったら参加できたような気がする。というか参加することを楽しめたように思う。ここニューオリンズで出会う日本人のミュージシャンの方々は、わりとセッションに参加する気持ちでやってきていることが多いようですが、ぼくは完全にリスナーモードというかヘビーリスナーモードで来ているので、気持ちを演奏に切り替えることが簡単ではないのです。でもこのセッションだったら参加したほうが楽しそうだったな。そういえば昔、渋さ知らズを初めて見た頃に同じように思いました。ところでアーロン・ネヴィルのバンドに日本人のギタリストの方がいたので、ちょっと話をしてみました。この方はネヴィル・ブラザースのサポートもしておられるようですね。日本人として自慢してよい、素晴らしいサポートだったと思います。いろんなライブを見ていて、自分がここに居たならばってことを考えたり、考えなかったりしますが、今日本で参加しているバンドが実に自分に適したバンドだってことを思うわけです。ここニューオリンズにも、このバンドだったら参加してみたいなってのがいくつかありますが、残念ながら中央線からはちょっと遠いですね、活動拠点が。こんなバンドできたらなあって思うバンドを広い意味で参考にしつつ、日本に住む我が身における次の何らかの活動も視野に入れておきたいところです。どうにも今日は寝られないのでこんなことを書いてたら、だんだん眠くなってきました。僕の泊まっている部屋は二部屋続きで6ベッドずつ入ってるんだけど、全部合わせてもまだ二人しか寝てないってのがすごい。夜更かしにもほどがあるね。後6時間もすればフェス最終日が始まります。今年は雨が一日も降らないで済みそうです。これがなにより。あしたの各テントで同じ時間帯にぶつかっているものがこれまた悩みの種ですが、もうプランは出来ているのであった。ニール・ヤングよりロス・ロボス優先!しかしこれぶつけるのないよなあ…。【川口 from N.O.】2009年05月03日(日) 18:29:02
  25. 最終日、曇ってます。まさかここで降らないで欲しいんだけど。目当てのものが屋外のテントが多いのです。雨使用持ってくべきかな今日は。ニール・ヤングっていかにも降らせそうだよなあ。【川口 from N.O.】2009年05月04日(月) 02:06:44
  26. ロス・ロボスのエンディングで一瞬大粒の雨が降りましたが、それ以外は涼しくなって気持ちがいいくらいの雨でした。メインテントの最後のアンコール、アーロンのアメイジング・グレースで終わった今年のフェスも実に充実していました。回数を重ねて初めて気づくことも多かったですね。今日の夜は最後の体力を使って有意義な時間にしたいですなあ。【川口 from N.O.】2009年05月04日(月) 10:30:26
  27. ニューオリンズ最後の朝は(昼ですけど)曇り空。フェス中はよく保ったってことですな。今日もインストアライブやってます。かなりの音楽ファンだけが、今日まで滞在を延ばしてゆったりとした空間(レコード屋さんだけど)でホール級の出演者を間近で見る、聞く。ああ、なんて素晴らしい贅沢。明日の早朝にはニューヨークへ移動につき、夕方には宿に戻って荷造り、落ち着いたら再び街へ、って流れでしょうか。早朝のフライトは緊張感ありますね。予約したエアポートシャトルは深夜4時15分に玄関先にやってくるはずです。昨夜はこの時間にちょうど戻ってきたくらいでしたね。しかしながら今日は昨日までに比べてぐっとライブの数が減ってしまうのです。早めに寝てしまうのもあるね。【川口 from N.O.】2009年05月05日(火) 01:43:26
  28. 夜はライブに顔を出していた訳でもないのに、すでに深夜1時前。宿は今とても元気で、部屋で寝ているのは12人中たった二人。でも自分のベッドの下の方が寝てるので、静かに荷造りをしなくてはなりません。けっこう今眠いのがやばいなって状況です。ここで寝てしまうとニューヨーク行きの飛行機を逃してしまいかねません。1時間半寝るのってあるか?いや、まずいでしょう。ニューヨーク初日の昼間はたぶん寝て終わりってのが今の時点でほぼ確定。ちなみに今日はヤンキースとレッドソックスの対戦一日目でしたね。明日はどーでしょう。【川口 from N.O.】2009年05月05日(火) 14:58:22
  29. なんとかN.O.to N.Y.の移動に成功しましたが、こちらはかなり寒いですね。小雨が続いてます。今日は体力を温存して明日の晴天を待ちますかな。そんなわけで切りもいいので別スレッド立てようかな。【川口 from N.Y.】2009年05月06日(水) 05:19:38
  30. ニューヨーク二日目も曇り空で寒々しいですね。ニューオリンズの疲れと、徹夜で早朝発の飛行機に乗り込んでいたせいもあり、昨日は使い物にならず。雨と寒さと眠さに負けて松井と松坂の対決があったどうかも確認できず。新球場ももちろん確認できず。今日はさすがに昼まで寝たので体力は回復したが寒さ対策をどうしたものかな。では、心機一転別スレッド立てます。【川口 from N.Y.】2009年05月07日(木) 01:00:25
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