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カフェ・ドゥ・モンドというドーナッツ屋さんの話しです。
ID:298
こないだ京都の駅ビルで見つけた支店にはドーナッツすら
なかった。たしかにチコリ入りのコーヒーはそれだけでも
おいしいけど。なんだかなあ。
随分前に日本に支店が出来たという噂を聞き付けて、
神田にあった店を探し当てたことがあった。
まだインターネットで検索という時代ではなく、
電話帳の住所から探していったような気がする。
街の人たちにとって、それがニューオリンズにある
創業130年余にも及ぶ老舗の、たぶん世界に初めて
許した支店であることなどはどうでもよく、
悲しいほどに閑散としていた。
ベニエも作り置きで本来の魅力のかけらもなかった。
それもまたしょうがない。回転が悪ければ注文で作って
待たせるか、作り置きしか手はないのだ。
忙しいビジネスマンの多いこの街で、わざわざ番号札を
持って待たないだろう。
ガイドブックなどで大評判のお店じゃないのだから。
(一時のベルギーワッフルとかね)
しかしながらその時の切なさは前述の駅ビルのそれの
比ではない。
なにか自分の大事な記憶の上からペンキで被い尽く
されるような思いだった。
それから数年して、池袋に支店が出来た時、
あ、これはニューオリンズにあるお店とは全く意味の
違うものだなって思った。
(同資本の大ヒットチェーンドーナッツ屋と同じ
コンセプトに近づいていた)
しかし、ベニエは注文してから揚げ、かつ日本人の
食べやすい大きさ、現地の半分のサイズに変化していた。
味は同じ、おいしかった。
(後にニューオリンズに行く前と後に、
ここに寄って食べ較べてみたが遜色ない)
なによりうれしかったのが、しっかりとその街に
馴染んでいたこと。
そのお店のことを知っている人たちが、
ちょっとした時間に寄っては出ていく。実に活気がある。
妙な形で大ブレイクなんかしなくて良かった。
おかげで何年たってもこの味を楽しめそうだ。
以上のことはそれとして、このベニエ。
結局のところ自分はニューオリンズにおいて、
ドーナッツの味によってのみこれをオイシイと感じて
いたのではなかったようだ。
わたしの初めての海外旅行は1ヶ月半に及び、
その半分を過ぎたころがたぶん、深南部ルイジアナ州
ニューオリンズ。それもマルディ・グラのまっただ中。
寒い寒いニューヨーク、シカゴなんかからだんだんと
グレイハウンドバスを乗り継いでやってきたこの街は
いろんな意味でホットであった。
そんな熱い毎日の小休止に、ミシシッピ河沿いの
ドーナッツ屋はぴったりだった。
ジャクソン広場の脇で繰り広げられる
パフォーマンスを見ながら、てきぱきと働く給仕さんの
手さばきを見ながら、白い粉砂糖のたっぷりかかった
ベニエを食べる。
そして今からの行動を決めたり、
友人との次の待ち合わせを決めたり…。
自分にとってこのお店はニューオリンズへの思いの
象徴のようになっている。
あるときはたった一日のニューオリンズ滞在中に
3回食べたり。
空港にもベニエの店が出来ていてびっくりした。
(たしか別の店だったが)
さて書き疲れたのでこれから池袋に向かおうと思う。
せめて店内BGMがニュオリンズ物だと盛り上がるん
だけどなあ。
どちらかというと古き良きアメリカという大きな枠で
考えられてるんだろうな。
今、近畿日本ツーリストから出ているアメリカ南部の本
っていうムックを見ていたら
カフェ・デュ・モンドって書いてあるなあ。
フランス風に読むとこうなるのか、なるほど。
日本だとどっちの表記なんだろ?
追記
池袋店に行ってきました。表記としては、
カフェデュモンドのようですね。
ベニエのサイズはオリジナルサイズも含めて3種類に
増えてました。
パウダーシュガーの量も本店なみに戻って、
オリジナルに忠実でマル。
なんと全国60店舗なのか!
(詳しくはcafedumonde.co.jpを見ろってことか、
俺関係者じゃないよ)
池袋はスパイス2ビルの1階でしたね。
隣の地下には銀座ライオンとダブリナーズが隣り合って
いて、どちらの店でもギネス、キルケニーが飲めます。
もちろん、サッポロ生、黒生、エビス、エーデルピルス、
珍しいところではマイルドボックも飲めるんだけど。
(俺関係者じゃないよ)
今日はたまたまライオンの方からアコーディオンと
クラリネットの演奏が聞こえてきたので
そちらに入ってみました。そういえば先日水谷紹氏と
銀座7丁目のライオンに入ったら、
6人ほどのコーラス隊がかわいらしい衣装で歌ってました。どちらの店でもなぜか「は〜るのうらはらあの、
すうみいだあがあわあ〜」
って曲をやってましたね。本部からの意向なのか?