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新・のんき大将のごたく from 川口義之:2003-07-18


2003年07月18日(金)勘違いによる映画への道

関島さんと栗原さんの栗楽屋を覗くと、
ツアー中の空き日の様子が伝わってきていい感じ。

わたしはツアーの最中の空き日が大好き。
前乗りや後帰りも好きですが。
ライブ本編も、全部出るより半分くらい出て、
あとは酒でも飲みながら見てるのが好きです。
イベントだったら一番に出て、あとは見物が好み。

さて、昨日は珍しく映画館で映画を見ました。
実はあるイベントの日を1日間違えて、
用事のないまま渋谷の街を彷徨っていたのですが、
こういった所在ない場面で映画って有効ですな。

こんなことでもないと来ない渋谷なので、
渋谷でしか見られない映画、
つまり単館系の公開ものを見ようと思うわけです。
たしか今、ぴあフィルムフェスの最中ですが、
下調べができてなかったので、
たまたま前を通りがかって気になったのを鑑賞。

「ホテル・ハイビスカス」

いい映画だった。

疲れぎみのあなた!見るべし。

多くは語らず、次。

そのままレイトショウが始まるらしい。
もちろん入れ替えだが。

せっかくなので…こんな機会でもないと
今後も見ないで終わりそうなので、
もう一度入場券を買って入り直す。
さっきの余韻でオリオンビールを買ってみたり。

「CANDY」
1969年製作。
リンゴ・スターがビートルズ在籍中に出演した
ことでも有名な、あの映画である。
話には聞いていたがこんな内容だったのねえ。
ちなみにR-15指定。

かのマーロン・ブランドやウォルターマッソー、
ジェームズ・コバーンなどの名優が、
こんなしょーもないプチエロ映画に出ていることが
1969年の迷走を感じさせてくれる。

この頃以降70年代半ばの映画に感じる中だるみ感が
懐かしくもあり、3年に一度くらいは味わってもいい
かなっていう、ちょっと時間を浪費した気分。
つまり、12チャンネルの昼映画の雰囲気ですな。

そんな流れで、つい家に帰ってから深夜にやってた
石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」見てしまいました。

ほんとにこんな時代だったのか?銀座!!
バーのカウンターで飲むスコッチ・オン・ザ・ロック
って観客には現実感なかったんだろなあ。

今でこそ高い焼酎並みの値段でいくらでもバーボンが
買えるわけだが、ほんの10数年前ですら、
海外旅行の帰りにがんばって買ってきたんだもんな。

むしろその頃よりもバーボンとか飲まなくなった。
高いものを有り難がることが減ってきたってことね。
酒に一段と弱くなったってのもある。
おいしい焼酎が一番かもなあ。
でもそれって高いのか…。
俺、高いものをありがたがってるじゃん。

そんなわけでまちがえたイベントは今日でした。
では、エッグサイトに行ってきます。

追:今、気付いたけど映画のチケット料金と、
バーボンのボトルって値段同じくらいじゃん!

パンフレットはコンサート物に比べて内容が
しっかりしてて安い気がするけど。

と、1本目と2本目の映画ってベトナム戦争繋がり
だったのか! 今、気がついた。




[link:61] 2003年07月18日(金) 15:02


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