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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2006年01月23日(月)2006年はどうなるやら

関島さんの更新につられてみました。つい長文を書く場所にしてしまっているせいでインターバルが長くなりがちなこの場所ですが、今年は何回書けるかな…なんて書いてから1年経ってしまいました。びっくりです。昨年は渋さのヨーロッパツアーやら栗コーダーのLIVECD、DVDの発売など、恐ろしい密度とスピードに流されて、わたしの長かった厄年は過ぎ去りました。そろそろ自分のイベントなども再開していきたいものです。ところでこの土日にはピットイン40周年という、わたくしにとっては大きな節目と考えられるイベントが新宿厚生年金会館で行われました。今回は初日の初っ端に渋さの一員として出演。その日のトリは山下洋輔さん。二日目のトリは渡辺貞夫さんですよ!感無量。30周年の頃は今とは全く別の立場で関わっていたものです。そのさらに10年前は全く日本のジャズに興味すら持ってなかったかも。奇しくも初めての海外、ニューヨークに行って生のジャズを体験してショックを受けたのは約20年前の2月のことですね。今は亡きレスターボウイさんたちのリーダーセッションバンドでした。そんな思いで話は次の笛仙人にでも続けるとしましょう。ああ、あれから10年かあ。10年前にも自分は何をしていこうかと悩んでいたものですが、栗コーダーと渋さ知らズと旅行をしてたらあっという間に過ぎてしまいました。次の10年はピアノでも練習しようかな。20年前に始め損なってたんでした。二十歳過ぎで始めてたってもう20年だもんなあ。惜しい。高校生のときに初めて渡辺貞夫さんにお会いして、ずうずうしくもサックスの練習に何をしたらいいですか?なんて聞いたときに教えていただいた事、それすら実行できてないものねえ。あれから25年以上かあ。この10年、20年、30年でいったい何を学んできたんでしょう?同じステージの違う時間に立って、未だあまりにも到らない自分にがっかり。

[link:88] 2006年01月23日(月) 04:31


2006年04月09日(日)浜松初ライブ

手短に。昨年から画策していた浜松でのライブ。いよいよ明日実現と相成りました。これさえかなえばいつ解散してもいいくらいのモチベーションで進めて参りました。なんてったって20年音楽を続けてきて、やっとかなう故郷での演奏会ですからね。熱心にわれわれを誘ってくれたエスケリータ68の皆さん。僕の独りよがりな思いで終わらずに済んだのは皆さんのおかげです。ソールドアウトなんて夢のようです。そして楽器博物館の村瀬さん。この場を借りてお疲れ様でした。今後さらに良い関係を築けますように。そして、栗コーダーの残り三人の皆さん。僕のわがままに付き合ってくれてありがとう。今日は良いライブにしましょう。いまとても幸せな気分です。

[link:89] 2006年04月09日(日) 02:47


2006年10月18日(水) MUSIC FES IN TAIPEIの続き

2006年10月12日の栗公園のひとり掲示板(一瞬、関島さん参加)状態から、こちらに続けてみました。長くなりすぎちゃいまして。日本に戻って来て安心したってことですかね。

以下このへんからの続き、

大量のメールの処理で出遅れてしまった。なんとか茶芸館でゆっくりしたいのだが次の合流時間が迫っている。焦って落ち着きに行くという、よくわからない状況になってます。【川口】2006年10月16日(月) 17:23:07
茶芸館には行けなかったものの、お気に入りのお茶屋さんでお土産を買いつつ、おいしい高山茶をいただき、その近くの著名な小籠包屋さんに寄る時間の余裕もありました。その後合流した香港のミュージシャンとも有意義な時間を持つことができて、実に有意義でした。あとはマッサージだけ。【川口】2006年10月16日(月) 22:04:25

龍山寺の近くの夜市で、なんとか滑り込みマッサージに間に合いました。足と全身をほどよくほぐして、後は深夜の屋台で豚肉と白菜の煮込み、そして魯肉飯と台湾ビールでひとり打ち上げ。100元+ビールが35元くらい。翌朝は早起きしてもう一軒の探していたお茶屋さんへ。その前にちょっと腹ごしらえに、温かい豆乳と皮の厚めの肉まんをひとつ、20元なり。安すぎる、70円くらいか。お茶はそれに比べたら法外に高いな。今回は結果三軒のお茶屋さんを廻ったことになるけど、店を巡るごとにターゲットのお茶の値段が倍倍に跳ね上がってきた。それぞれにおいしいのだが、今回のは味、値段ともにびっくり。おいしい三種類のお茶を一時間くらいかけてゆっくり何杯もいただき、なかなかのセールストークに、たじたじになりつつも購入。ああ、お茶買い過ぎだこりゃ。しかしながら三軒ともにお話を伺いながらの試飲を繰り返すことによって、何だか見えて来たものがありますね。からすみやらお茶受けやらも勧められたものの振り切りつつ、お茶屋さんから近所のおいしい小籠湯包の情報を獲得。いざ来てみれば、あれ、シカラムータのみんなと先日やってきたお店じゃないか。そこで先日頼んだものと同じセットを注文。時間もないのであっという間に平らげ、チェックアウトに間に合うように宿に戻る。こんなときにアジアの宿は12時チェックアウトが多くて助かる。空港で食べるべく肉粽(ちまき)をいつものお店で購入しつつ、空港へ向かう。12時半バスターミナル発。そして10時間後、日本時間23時過ぎに帰宅。飛行機の飛んでいる時間は3時間以内だってのに、なんでかな。沖縄とそんなに違わない距離なのに、国際線ってだけで手間がずいぶん違うってことだね。シカラムータのみなさんお疲れさまでした。現地でお世話になったみなさん、どうもありがとうございました。とくに事務所を自由に使わせていただけたことには感謝、また感謝。さて今回も個人旅行では決して経験できないようなことを、またまた一杯楽しませていただきました。素晴らしい歴史的建造物でのテンションの高いライブ、フレンドリーでまじめなスタッフ、完璧かつ絶妙な通訳、得るところの多いワークショップ、楽器屋巡り、楽しい会食、関島、桜井両氏とともに古い町並みを目指して三時間かけての散歩、二回のマッサージ、二回の夜市、小籠包三軒計四回、魯肉飯三軒計五回、お茶の試飲三回、ロシアのサーカス、香港ミュージシャンの誠実なライブ、合間にはひたすらメールのやり取りでしたが、おかげで煮詰まることなく過ごせました。街と人のエネルギーに感謝。
追伸:戻ったと思ったら24時間でメールのやりとりが80通を超えました。う〜限界かも。いまこそマッサージのときなのにここは日本。初マッサージ・イン・ジャパンも近いなこりゃ。もちろん11/8発売のクリスマスアルバムに関してのやりとりがメインです。いいアルバムができました。あとは聞いてもらうだけです。もうすぐレコ発ツアーのチケットも順次発売になるんじゃないかな。はて、もう発売しているところもあるのかな?スタパのぴあ発売はたしか11/3あたりだったような?次回の笛仙人を待つべし!!

[link:90] 2006年10月19日(木) 06:31


2006年11月13日(月)レコ発イベント月間始まり

昨日の府中インストアに来ていただいた沢山のお客さま。どうもありがとうございました。早い時間のスタートだったのでどうかなと心配していたのですが、なんとタイミングよく、七五三の行き帰りで参道から通りがかった親子三世代が何組も。そんなみなさんが楽しそうに聞いていてくれる姿は、晩秋の日だまりとともに感動的でもありました。二回のミニライブとサイン会のあとには、お正月に放送の番組音楽の打ち合わせ、年末の舞台音楽の打ち合わせなど、打ち合わせ事項満載の恒例栗コーダーミーティング4時間。終わるや否や大急ぎで吉祥寺マンダラ2へ。ロンサムストリングス3rdアルバム発売記念ライブに大遅刻で到着。後半のステージのみではありましたが満喫しました。もともとポテンシャルの高い人たちがツアーを経て、さらに高みにある素晴らしさ。これこそ贅沢です。さて、どんなに忙しいときでも生のいい音楽を浴びることに積極的であること。これをしなくなったときが音楽、および表現から引退するときだと常に思ってます。一期一会。いろいろな会場でこの二ヶ月の間に出会う皆さん。楽しみにしています。

[link:91] 2006年11月13日(月) 05:04


2006年11月26日(日)追悼…最高のブルースマン

ROBERT Jr. LOCKWOODが91歳で亡くなったらしい。それは自然なことながらショックでもある。初めて彼を見たのは僕が東京に出て来てからすぐのことだったと思う。年を取ったミュージシャンが味わいだけではなく本来のポテンシャルも十分に保ちつつ素晴らしい演奏をする。それに感動しました。さらに言うならば自分が年を取るごとに、生涯の目標として立ちふさがる音楽の巨人なのです。どうやったらあんな風に年をとっていけるのか…。彼の演奏を次に見たとき、リズム感の衰えを感じました。前回、全てが素晴らしかった演奏が、そのとき往年の〜という言葉を付け加えざるを得なくなったこと。それがショックでした。それから10数年が過ぎ去り、ところはニューオリンズ。有名なボーリング場兼ライブハウスのロックンボウルにて、マニアックなレーベル主催のイベントが行われました。夢のような顔ぶれでいわゆるオールディーズ(ポップカントリーとか)、ブルース、R&B、ジャズの巨人たちが入れ替わり立ち替わり出演する。それが目当てでニューオリンズに詣でたといってもいいくらいの内容です。昼間のニューオリンズ・ジャズ&ヘリティッジ・フェスティバルから直行したため、疲れ果てていて、到着直後には当日の出演者を把握していなかったところに、アコースティックギターの渋いブルースが聞こえてきました。あれ、これって聞き覚えがあるな?なんだろうと思って遠くからステージを見るとなんとロックウッド爺が。素晴らしい弾き語りでした。ああ、こんな風に60年、70年に渡って演奏し続けるなんて奇跡だなあ。そう思ったものです。これからもチャック・ベリー、ゲイトマウス・ブラウンと並ぶ、音楽を続ける目標としていこうと思います。合掌。

[link:92] 2006年11月26日(日) 02:33


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