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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2008年05月06日(火)ニューオリンズの空港にて

この空き時間にネットに接続出来るなんて素敵。
下手をすると今寝てしまうところなので、こうしていると丁度飛行機の中で寝られるんじゃなかろうか。ここまで来られたらまずは安心。
昨夜急いでいたのは、そのフランスからきたアジア系の叔父さんがぼくと同じくらいの時間に空港に向かうってんで、じゃあ一緒に一般のバスに乗っていこう、たった1ドル25セントでいけるんだぜ、ここまでまずは歩くだろ、この何分のに乗ればバッチリだ、みたいなことを延々物凄い勢いで語るものだから、こちとらこのページに書き込んだらすぐにトラムに乗ってニューオリンズ最後の夜を満喫しに出かけようと思っていたのに、危うくフレンチクォーター方面の最終便に乗りそこなう所だったんでした。そうしたらここでタクシー代10ドルくらい無駄に使わなきゃならなくて、本末転倒なのだ。
おまけに空港までのことを考えても、まずは大荷物でバス停まで歩けないし、そこで仮に一本バスを逃したりなんぞしたら、こんな朝っぱらに街外れのバス通りでタクシーなんて拾えないし、危険過ぎて無理、何てことを焦っているなかで英語で伝えるなんてこれまた無理。で、意味不明なムードを出しつつその場から逃げてぎりぎり終バスならぬ終トラムに間に合いましたと、どうでもいいこと書いていたら、なんだかみなさん飛行機に乗り込んでいるではないか。危ない危ない。(5/20加筆修正)

[link:106] 2008年05月20日(火) 04:11


2008年05月07日(水)なじみの空港にて

そろそろ着陸態勢ですな。
おお、しばらくぶりに戻ってくるとなかなか緑が深くてよいところじゃないか成田も。教会の尖塔などもあちこちに見えてきたな。

さて空港に降り立ちまして、
お、おいしそうなビールが。空港も妙にモダンな感じになって…ってここはドイツのフランクフルトじゃないですか。だって外におっきなユーロのマークが!

というのはニューオリンズからの飛行機が機材トラブルで遅れまして、一日あとの飛行機で、って言われたのを猛烈にごねて一時間でも速く着く方法はないのかと問うたところ、じゃヨーロッパ経由でと相成りました。今は空港のラウンジにて機内泊の疲れをとっているところですが、一旦市内に出たい欲求をどうしたものか。あと5時間で成田に出発であります。
このままラウンジでくつろいでいられないのが性ってところですなあ。

そんなわけで明日あさ8時前に成田に到着。
そのまま栗コーダー関係の重要な集まりに出向くというタイトな感じで今入る場所の雰囲気も含めてやり手のビジネスマンみたいで居心地がいいような悪いような。

アクシデントのリカバーとしては最大限のところまでは追い込んだものの、いつもだったら旅行帰りは必ず一日は猶予を取っているのである。今回それができなかったのがここにきてネックになるとは実に参った。

とはいえ最大のピンチは乗り越えたので、
ビールの一杯も飲んで落ち着いてみるか。
この場所はビールもフリーなんだねえ。ふう。
デトロイト、フランク間の8時間は猛烈に胃が痛くて、せっかく遅延のペナルティーでミールクーポンをもらっていたのに何も飲めない状態だったけどやっと心身ともに落ち着いてきました。

このあとも機内泊で11時間移動。しっかり体力を戻しておかねばなるまい。
(5/20微調整)

[link:107] 2008年05月20日(火) 04:17


2008年05月19日(月)横にならずに66時間?

飛行機遅延のストレスからか、もしくは徹夜明けの5(飛行機修理待ち)+3(ニューオリンズ〜デトロイト)+2(トランジット)+8(デトロイト〜フランクフルト)+6(トランジット)+11(フランク〜成田)+1(荷物トラブル)+2(成田〜日活)時間連続移動の疲労か、首周りの痛みが退かないまま早2週間。そりゃそうか、宿のベッドから起きてから自宅のふとんで寝るまで、ざっと65〜70時間くらいか。丸2日半から3日くらいだな。数回あった空港の待ち時間も、横になって熟睡してしまって飛行機乗り損なったらまずいので、無理して起きてたしなあ。おまけに徹夜の前の日も朝までライブ見てたんだったものねえ。首やら腰やらが疲労して当然。っても今は憂鬱であります。もう少し良くなったらじっくりストレッチなどを始めてみようと思う。自分の体といい感じにつき合っていかないと、ニューオリンズで見た爺さんたちみたいに80過ぎて達者に演奏なんて無理。今後はなるべく徹夜明けで飛行機に乗らずに済むように気をつけてみよう。なにせ貧乏性なのもので、せっかくの滞在時間中は無理して動き廻って、帰りの飛行機でなんとか回復なんて繰り返しだったからなあ。飛行機に乗ったと思うと一瞬で日本に着いてるなんてことも多かったし。
とりあえず、今みたいに夜更かししてるのもよくないですなあ。
早くビールがおいしいコンディションに戻したいものです。
新宿の某所でビールを飲んでおいしいと感じないときは、確実に自分の調子が悪いと言える。明日試してみよーっと。
ニューオリンズ関係は写真やCD、パンフレット類などの整理をしつつ、折りをみて更新、加筆訂正をして自分でいろいろ思い出せるようにしていきたいと思います。

[link:108] 2008年05月20日(火) 04:52


2008年05月20日(火)演奏以外で忙しい日々

なかなかに忙しい栗コーダー周りでありました。自分たちのまわりで目くるめく様々な出来事に、その都度頑張って対応していく。4人であることの心強さを実感する日々であります。そんな中で、ここ数日に渡って個人で受ける仕事、といっても演奏ですから楽しいものですが、のオファーを幾つか受ける。栗コーダー関連以外の演奏のない5月と打って変わって、6、7月は忙しいことになりそうだ。早く体をリスナーモードから演奏人に戻して行かねば。イメージトレーニングだけは普段の数倍積んでいたような二週間ではありましたが。さて、まずはサックス用の筋肉と弦楽器用の皮膚を再生せねばなるまい。あと2日ほどしたら自分のコンディションがあからさまになるシビアな録音が待っている。こういった時期は変なクセが取れて以前よりもさまざまなコントロールが可能になるって場合もあるので、丁寧に進めて行くと吉。こんなことクラシック奏者だったら考えられないでしょうね。毎日の長時間の猛練習が基本なのでしょう(イメージ)。若干テーマはズレますが、ぼくの場合は普段から楽器の持ち替えが多いので、陸上競技の種目でいうならばトライアスロンみたいなものでしょうか。よく知らないんだけど。けっして短距離走とか水泳ならばクロールだとか、そういった頂点を目指すといったジャンルではないのでした。おかげさまで、全ての楽器やうた等からヒントがいただけるという得な役回りだったりもしますね。日本では少ないタイプの演奏家だと自負しておりますので、栗コーダーの在り方同様に隙間隙間を丁寧に見つけて頑張っていきたいものであります。そういえば昨朝、めずらしく記憶に鮮明な夢を見ました。ニューヨークのライブハウスに行って、なぜかそのままそこでPAとして働くことになるっていう。ビザを用意したりとか、ギターの内橋さんが出演しに来たり、トランペットの辰巳くんがPA機材のDATか何かの修理をしてくれたりと妙にリアル。現地の日本人コミュニティーなんかの様子も出て来たりなんかして。なかなか過去のいろんな経験が混ざって現れている感じが興味深かったですね。ごく近い過去と15年も前の記憶とかが混在してるような。たぶんニューヨークとかニューオリンズ、パリやロンドンに住みたかったんですね僕は。今からだと少々遅いような気がしてます。たまの石川さんの著作のタイトルじゃないですが、栗コーダーという国かな、町かな、になぜか漂流してきて早14年って感じでしょうか。それなりに楽しんでおります。たまに渋さ知らズ地底王国なんてところにも遊びに行ったり、魅惑のシカラムータ大熊大サーカスや江戸情緒メトロファルス小路なんてテーマパークに顔を出したり、加藤千晶食堂に行ったりね。お、久しぶりに徹夜気味で訳の分からないことになってきてるな。

[link:109] 2008年05月20日(火) 05:43


2008年07月09日(水)この夏のヤマ場、前半終了

昨日湯川潮音さんのライブがありました。
ほぼ完全生音。ベースの松永さんとギターの安宅くんと
ともに普段にないびっくりするくらい小さな音量でサポート。
見にきていた栗原、近藤両氏が驚いてたから相当だ。
自分の出来としては8割強ってとこかな。
サックスの限界音量での表現に鍛えられました。

しかしながら彼女、じつにのびやかな歌声。
栗コーダーのゲストも楽しみです。

先月から今日まで。
目に見えるライブ自体はそこそこの数だったものの、
実際はかなりの忙しさでした。
ぼくたちの行動サイクルってのは例えば
ライブを例に挙げるならば、
そのライブのためのリハーサルってのがあるんですが、
高浪敬太郎〜松平健〜湯川潮音〜加藤千晶と行ったり来たり
しながら結構な回数のリハーサルが行われ、かつ
その準備に自宅作業もかなりの時間が必要でした。

その合間に渋さ知らズの大きめなライブが数本あったり、
栗コーダーのシングル発売にまつわるラジオやテレビ
などがあったり。
そういえば急遽頼まれた伊藤ヨタロウ氏の舞台音楽って
のもあったな。
シアターコクーンの蜷川幸雄の舞台だそうな。

そんなこんなが昨夜、やっと落ち着いたところです。

もちろん栗コーダーのツアー用のリハーサルも
がっちりありました。あとはツアー前日の軽い確認リハ
を残すのみ。

まだ本番までに一週間ほどあるのに間が空いてるのは理由
がありまして、わたくしが明日から旅に出てしまうわけです。
明日っていうか今日の午後だね。
健さんのディナーショーに向けて伊豆の温泉に前乗り。
なんとかここで休んでおかなくてはなりません。
翌日は本番2回。
今期のディナーショー初日ですから緊張感あります。

その翌日は伊豆から成田空港。
そしてカナダで一度国内線を乗り継ぎつつ、すでに出発
している渋さ知らズのケベック公演に合流。

現地を14日に出発し翌日午後に成田到着。
そのままリハーサルスタジオに向かって、
ツアー前日の両ゲスト参加のリハーサルとなります。

移動自体はもう慣れっこだからよいとして、
サミットですよ問題は。ただいま東京は
戒厳令みたいになっててロッカーが使えないのです!

リハに直行ってことは栗コーダーのツアーで使う
楽器をそこに直接運び込まねばならないというのに、
そのまえに松平健さんで使うテナーサックスと小物、
渋さで使うアルトサックスとハモニカ、もちろん
着替えなどの入ったスーツケース。
そんなの全部持てないって!

いつもはそういった時に駅のロッカーを有効活用
して入れ替えなどをしつつ次のステージに向かっている
のだが、まさかこんな事態とぶつかるとは。

栗コーダー関係の荷物はなんとかみなさんに手分けして
事前に預けてみました。
残りの荷物が玄関先に山となってますが、
これいったい持てるんだろうか?

では行ってきます。
こんな荷物を持って買い忘れた耳栓やらを買いに薬局
をまわったり、ギターチューナーを買いに楽器屋へ
行かなければならないと思うと気が重い。重すぎる。
普段ロッカーを使ってなんとか楽に行動してきたってのに。

思い出すなあ、東京ロッカーズってムーブメント。
俺ってまさしく東京ロッカーズってことかね。

今晩は温泉で体をほぐさないとカナダまで持ちません。
マッサージ呼んじゃおっかなあ。
投資、もしくは保険だと思って。



[link:110] 2008年07月09日(水) 05:23


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