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日曜カメラマンの修行時代 from 栗原正己:2001-06-11


2001年06月11日(月)今日から私もリバーサル

 風邪をひいてしまった。それが高熱が出るわけでもなく、微妙にハナがつまったり微熱が続いたりではっきりしない。治りそうになりながら治んない(圧の強い仕事一本やればそれで治ったりもするんだけど…)。もんだからここんとこ何とも冴えない2〜3日を送ってます。こんな時はどうしても、人生を満喫してる川口君(想像図)と自分を比べて、あー何てオレって冴えないの〜、なんて思っちゃうわけですね。こんなこと近藤君も書いてたかねー。2001/6/6-t** なれねえよ、川口には。
 さて、どうでもいい道楽話。今日からフィルムをリバーサルに変更した(スライドとかポジフィルムとか呼ばれてたりもします)。去年の11月に一眼レフ入門してからずーっとネガフィルムでやってたんだけど、(春風亭)昇太さんやnonnちゃんhttp://www02.u-page.so-net.ne.jp/tc4/nobu/index.html*の奨めもあって、この間それで試しに一本とって、見てみたらなんだかこりゃ凄い!って感じでいろ〜いろ考えた末、しばらくこれで行ってみよう。となったのだ。何しろなんだかクッキリしてんですね。透過光で見るから、例えば僕の好きな赤信号とかの発色がたまらん感じになってますわけ。昇太さんが「青信号も好きになっちゃうよ〜」って言ってたのがわかったわかった(笑)。
 でも何でいろ〜いろ考えたかというと、ファイル管理のフォーマットの問題。とか、紙焼きで見ることの出来ない写真なんてどーなのか(紙になってないなんて、デジタルデータといっしょじゃん?じゃある意味デジカメと一緒かー。だいたいルーペで見るっつうのがなんかこういかにも地味じゃないか。など含む)。とか、フィルムの値段がやや高い。とか、現像へのアクセスがやや面倒、とかですが、話によると、リバーサルはラチチュードが狭い!らしいのだ。これは音楽でいうならダイナミックレンジが狭い、つまりものすごく大きな音や小さな音は再現できない、ということなのだ。それでみんないろいろ工夫して周辺機器がめざましく発達したりするわけです。ははは、却ってわかりにくいか。ラチチュードに戻る。それが、何とネガの半分だって! よくわかんないけどとにかく半分。おまけに、紙焼きナシだから、この段階での修正も効きません。アラなんて不便なんでしょう。
 その分、撮る時にですね、こうシビアにいろいろ考えて露出設定っつうかよーく明るさを見極めて慎重にいろいろ決めてのぞまないといけないわけですよ。技術。いやあ、面白いですなー。かなり深みというか、なんだかわからない溝のような所にはまっている気がして、それを考えると余計に面白い。前に(書きましたが)オートフォーカスの効かないレンズを買って、それで撮るとピントが思うように合わなかったりするもんだから、それがまた面白くて、なんてこともあり、ちょっとずつ技術が上がっていくような気がするのがいいんだなたぶん。だってピントが合っただけでうれしくなったりするのだからね。なんてちょっとわかりにくいでしょうが。よし今からタイトルを変えよう。
 それと、先日の日にちの勘違い件は事なきを得ました(いや〜失礼しました)。

21.jpg 768×511 (original size)

夕立ちというかスコールというか…。フラットベッドタイプのスキャナーの透過原稿オプションで取り込んでいるのだが、どうもルーペで見えるみたいにならなくてくやしい。

[link:21] 2001年06月14日(木) 17:41


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