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久しぶりに年賀状を作ってみて思ったのだが、書いて出して、送ってくれた人にまた返事をかく。受け取ったらその場で書いて翌朝投函する。やってみるとこれがなんだか楽しいのだ。
相手は仕事関係の人が中心でそれにたまにしか会わない友人がポチポチという感じなのだが(ファンの方々から栗コーダーへの年賀状にはここでの対応―――1月2日―――にさせてもらっているのは前に書いた。ありがとうございます)、その人のことを考えながら書いていると、まあ人にもよるけど(笑)ホンワカした気持ちになってくる。手で文字を書くことも心地よくて、キーボードで打つのとは脳の別な部分が活性化する気がする。
たまに突然書けなくなっている漢字があったりして、ワープロを立ち上げてその文字を入力して36ポイントくらいに拡大して、ああ、そうなのか!なんてことも実に楽しい(京都のライブハウス「磔磔」もそれで書けるようになった。今では瓦礫の「礫」だって書けるよ!)。で今回書けなかったのは家族の「族」で、うっかり「旅」を書いてしまい、一度間違えたグラフィックを見てしまうとどうも正解が思い出せなくなってしまうのだ。
それにもましてこんなにすがすがしい気持ちになるのは、たったこれだけのことでなんだか「自分がちゃんとしたことをしている」気分になれるからなのだ。自由業で、給料ボーナスなしで、夜更かしでムニャムニャ……と、その他あげればきりがないが、ま、とにかく普段は気付かないが、じつはそういったことでけっこう後ろめたい気持ちを持ちながら生きているんだなあ、ということもわかって収穫大。
それとお礼と報告をしなければ。
カメラの修理についてのアドバイスや写真の感想のメールをもらったり、昨日のライブ会場でも数人の人に「カメラはなおりましたか」と声をかけてもらったりで、みなさん、ありがとうございます&心配かけます、ですがこことしても本望でございます。
故障したMZ―Sを、それを買った中野のフジヤカメラという専門店に持って行ったところ、中のフィルムをその場で手際良く取り出してくれてまずは一安心(袋状の暗室、というか黒い布を80cm×80cmくらいの袋状にしたものに手を突っ込んで中でサササッとカメラを開けてフィルムを巻き戻してくれたその間数十秒!すてきすぎる)。
その店員の方に症状を話すと非常に適切なアドバイスをしてもらえた。大まかに言うと「もしかするとフィルムが少〜しだけ傾いていたのかも知れないが、メーカーに調べてもらうのは確実。ただ症状がテスト現場で出るかどうかはわからない。最近は症状が出ずとも部品交換して戻してくれる場合も多いが、正月明けでサービスセンターは今最も混んでいる時期。急ぐなら、直接持ち込むか、空いている時期を待つのがベターかも。」ということで、プロフェッッショナルはいつでもどこでも素晴らしい。
とりあえず持ち帰り、様子をみることにした。ここのところ、それまで使っていたMZ―3を使っていて、こちらのカメラの良さも再認識しているところです。
帰りに立ち寄ったタイ料理屋でたまたま、MEN’S―5の新年会に遭遇。打ちにくいからカタカナで書くけど、メンズ5はボーカル淡谷三治(アマチュアバンド時代からのバンド仲間。いるだけで面白いすごい人物)はじめメンバー全員が面白くて、さりげなくバカテクなバンド。クリスマスのリハーサルの時にもスタジオの隣で居合わせて以来だが、親しい知り合いに偶然会うとなんだかお得な気分。
※今ものすごく寒いけど、世の中気温は何度なのだろう。