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日曜カメラマンの修行時代 from 栗原正己


2002年01月11日(金)船遊び、打ち合わせ、打ち合わせ

 順繰りに遅れているなここ。遅れを取り戻せるかどうか不明だけど、取り戻したい気持ちを、一日前の日付けでアップすることによってあらわしてみよう。ちなみに現在12日の夜中、でも11日の夜中のつもりで書いてます。

 占いはあまり信用してませんが、四柱スイメイによると今年の運勢はよくないらしい。正月にひいたおみくじも「凶」で、内容はそれと良く似ていた。待人来ず、探し物出ず、生き死には死にたり…など、どの項目をとっても酷い酷い(もう一回ひいたくらい…笑)。
 でも遠からず、って感じで、年明けからあまり外に出ず自宅作業ばかりしていてアタマだけが興奮したのか眠りが浅くなり、体調がだんだん悪くなってきた(ほぼ毎日明け方の3時ごろから朝の『ほんまもん』終わって2時間くらいは起きていたか。こりゃ悪い。悪いといえばすずさんっていじわる!憎たらしいね)。一昨年だったか、ものすごーく調子悪くなったことがあって、その時の「プチ版」といった感じだ。睡眠をしっかりとれればたぶん良くなる。これからぐっすり寝るので起きたら天気も良く、不思議と体調が良くなっていた(新しい話法の試み)。
 とにかくあらゆる面がダメ、という運勢なのだが、皮肉にも仕事運だけは良いらしい。それもなんだか当たっていて、正月あけてから(いつあけるのかはいろいろだが)個人、バンドもの問わずに、いつになく関連の連絡が多い。中で個人ものは特に心配で、具体的な発注がされていないので手をつけられないものも多く今はまだ大丈夫、だがやがて頭と身体とがパンパンになって健康運が下がって行くという運勢なのだろう。

 推命ってこんな漢字だったか。水命、違うなあ。推明。くつけるとわかるかな。四柱推命、わからなかった。

 今日の(11日)プログラムは3つ。内訳はまずDCPRGの新年会、打ち合わせ1、打ち合わせ2。

 新年会は主幹の菊地さんの仕切り、屋形船で船遊びという、それはそれは楽しくて仕方のないイベントだった(麻布十番温泉とどっちが良いか?という二択だったのだが、こちらが当選したのだ)。中では各自隠し芸を一人一つづつ披露、なんてことはせず、ただただそれぞれ勝手に飲んで食べて気がつくといつの間にか2時間半経っている、というぐあい。波が高くて船酔いしそうだったけど天気が良かったので、午後2時スタート(浅草橋〜お台場〜浅草橋)で4時半まで、太陽の光線の角度や色みの移り変わりを存分に、しかも船上で楽しめたわけだ。最高です。たぶん、はしゃいで写真撮りすぎた(しかも絞りとシャッター速度のことをほとんど忘れてた)。メンバーによっては船酔いで時おりダウンしていたりしたが畳敷きだからそれも良く、小学生の遠足なみの盛り上がりだったな。菊地さん、どうも。一年間しっかり働きます(笑)。

 その2。に行く前に電話が鳴って、来週と再来週のの火水空いていないかという。近藤君ではないが講師ものの仕事のようだ。電波が途切れがちなので、明日連絡を取り直すことにする。よし、わかった徹底的にやりましょう。
 あんみつを食べようというみんなに後ろ髪をひかれつつ電車に乗り、とある場所での打ち合わせに。行ったのは巨大でピッッカピカで素敵すぎる外資系の企業のビルの8階、ここほんとすごくて、ガラス張りで程よい高さの天井、センスの良いカラーでコーディネイトされた(書類フォルダーまで一つに統一されている)広〜いフロアにそれぞれ一台ずつMacintoshの置かれたデスクが程よく並び、もちろん程よい観葉植物、フロア全体には活気があって、部長、いやクリエイティブディレクターの机にはシアトル系コーヒーショップのフタつき紙コップ(に入ったコーヒー)、社員のみなさんもこぎれいな方ばかりで、フロアのあちこちで書類を片手に持った3〜4人のグループが立ったまま、あるいはカンプやモニターをみながら、ぼくたち仕事できます!って感じで打ち合わせをしている(これが演出っぽいのだ)。ハリウッド映画に出てくる有能な主人公の通うオフィス、でなければユニマットのCMで出てくるあの感じです。こんな、先進を絵に書いたようなオフィスって実際あるんだなあ、となんだか楽しくなっちゃいました(笑)。
 15分打ち合わせ、45分雑談。内容は今月後半に録音予定のCMで画面も音も2タイプ。難易度D。デモは来週中。スタジオや演奏者の手配も必要。あ、個人メモだ。どこにメモしたか見つからなくなりそうだ。

 その3。築地に移動して新番組の音楽打ち合わせ。さっきの場所とは対照的に「実」のみをとったような事務所だ。程よい散らかりと整頓のバランス。4人で対座してそれぞれが余裕で書類を広げることができる大きな机。これは仕事の効率を上げるには必須アイテムかも知れない。欲しい(置く面積含め)。
 内容は充実しすぎの6時半から10時までびっちり3時間半。曲数はそんなに多くなくアレンジも薄めの方が良さそうなので手間はそんなにはかからないが、各シーンそれぞれにピントのパッチリ合ったアイデアが不可欠(ほんとうはいつでもそうだし、そうやってるつもりだヨン)。一週間後にメインテーマと、タイトルのサウンドのデモ持参でもう一度集合することに。これで宿題が二つ。こっちは栗コーダー中心でつくります。

 今日は暖冬(黙認希望)なので、冬のコートだと暖かすぎて地上でも酔いやすく、おまけに早朝から起きているもんだから、帰りは健康運が低下した。帰宅したら事務処理があって時間かかりさらに低下。くたびれるとよく眠れるので翻って少し上昇。


60.jpg 512×355 (original size)

富士山関連のシリーズもこれで一時終了になります。帰りの高速道路の料金所。気合いの手持ち撮影。次回画像アップ計画は未定。

[link:60] 2002年01月13日(日) 06:48


2002年01月12日(土)12日夜中

 さらに遅れが……。だが粘ってみる。今12日の夜中ということで。

 短時間だが熟睡できて健康運上昇。天気も良いので、この勢いでいちおう病院に行って診てもらっておこうと思い、自転車でさっそうと出かけるも午前中の診療の受け付けが11:30で終わっていてがっかりだ。診察券には〜12:00と書いてあるじゃないか。と言ってみようかと思ったけど、せっかくいい気分で来たのだからやめておこう。
 外に出たついでにスナップ、買い物、喫茶店で休憩などして帰り、仕事を片付ける。昨日の講師ものの仕事の件で連絡があり、キャンセル、その仕事自体が今しがたなくなったという。これで健康運がさらに上昇。ここで、はて仕事運、というものは仕事が入るだけで上がったことになるのか?という疑問が…。それはまた。

 ところで仕事(明日のライブの準備含む)は思ったよりはかどった。はかどっているうちに眠くなってきて、そのまま寝てしまった。これでまた健康運が上昇。

 ※写真がないと何かもの足りないねー。

[link:61] 2002年01月15日(火) 12:45


2002年01月22日(火)案の定…

 一度書きそびれると再開は難しいものだ。に加えて毎日なにかの締め切りがあるような毎日がいつの間にかやってきていて、なかなかであります。近藤宅(快適な環境。録音よりなごむのに)で録音に行きつつ天気も良かったので写真をいろいろと撮った。これひさしぶり。本数が最近やけに少ないなと思っていたら案外かなり引きこもっていたのだな。ぐー。とりあえずこのへんで。

[link:62] 2002年01月23日(水) 04:30


2002年02月03日(日)私はここを更新したいのだ

下書きもある日もあるのだが、どうにもままならん。のでございます。ふあ〜っ。

[link:63] 2002年02月04日(月) 05:26


2002年02月07日(木)やや余裕

 近藤君の日記(楽屋またはメモ)に時々自分関連のことが出ているな。見て、何か思ったその時にどこかに書き出せばいいのだが、なかなかそうも行かないというのはやはり気持ちに余裕がないのだな。それと川口君もどこかで言っていたけど書こうとするとやっぱちょっと構えちゃうのだね。今書いているのはちょっと余裕ができたということだな。自分でもびっくりだ。余裕がないと言っても四六時中ピンチに陥っているわけじゃなくて、案外楽にやっているんだけども、その状態が、ここには書くのに必要なちょっとした「構え」と反対の方向にベクトルが働いている、というだけのことなのです。

 何だっけ、そうだ。昨日、録音があった。その前の晩にオレは寝てないんじゃないかということだったが、これは今月の月刊笛仙人の「今月の箴言」がらみのネタであるな。
 仙人の仙眼はじつに鋭くて毎月の現場でのオレの言ったことが全部つつぬけになっていてびっくりなのだが(毎月楽しみにしています…笑)、さすがに一月は録音もの、というか栗コーダーでの集まりがたった一日だったので、その時に取り上げるべき発言がなかったのだろう。ご存知の方もおられるだろうが「録音の前に寝たことがない」のはわしの若い頃の話じゃ。最近は健康運など気にしておるもので、なるたけちゃんと寝るようにしておるのじゃ。……仙人がらみの話題だとどうも口調がこうなっていかんな。
 でもボリュームのある録音の前はやはりそうもいかない。で、昨日の朝は2時間半寝ました。起きる時に、死にたいくらいイヤ〜な感じなんだけど、今回は少しだけ画期的だったな。

■今回の仕事でわかったこと。

1=自宅で

 譜面を書くのにかかる時間を計ってみた。栗コーダー中心の編成で1〜2分の曲の譜面、スコア用紙一枚分を書くのに、それまでにラフ打ち込みでアレンジが出来ていても一曲15分〜40分はかかる(写譜屋さんには出さないから、ある程度読みやすく書かないといけない。でも読みにくい。みんな、スマン。それと譜めくりなしで良いように何とか一枚にまとめる)。ということは平均一曲約30分として今回15枚だから、6時間以上かかるということか。
 朝10時に起きるとして、5時間寝たければ、えーと5時に寝ればいいから前の晩の10時半に書き始めればいいのか。あれ、変。9時くらいから始めてたはずだが。…この問題は次回に持ち越します。

 作業中に散歩でも買い物でも、中断して外出するのはかなり有効。アイデアが出やすい。当たり前すぎるが再確認。

 眠くなりそうな時の食事は辛いものにしてみたら勢いがついた。

2=現場で

 自分で演奏もすると大変。…でも録音が終わると忘れてしまう。

 作業能率は時間経過とともに落ちる。できれば、集中していられる時間以上の作業を連続してすべきでない。が、これは経済とのからみを考えるとなかなか難しい。

 何か能率が落ちている、と思ったら空調を疑ってみる。司馬遼太郎も言っているが、フレッシュな空気はいつでも効率をあげてくれる。

 栗コーダーで録音に一番時間がかかるのはリコーダー四重奏だ(すごく集中力が必要。例えば一人の集中力が1/2に落ちると4人で1/16に落ちたことになる。恐ろしい! けど計算あってるか)。

 中でも栗原のパートが特にかかる。…演奏するなら、前の晩に寝ておくか、日ごろの練習を強化。

 楽曲一覧表は分かりやすいものを作りましょう。

 食事はちゃんととりましょう。笛録る時にお腹が鳴って、それを誰も指摘しないだけに自分内では気まずかった。それは別にしても効率にも影響する。食事はちゃんととりましょう。


こんなところか。効率関連のことが多いが、効率が良ければ良いのかというとそれはまた別の話で今は、良い方が良いということです。
 今日はCM録音が2本あった筈の日だったのだけど(たまたま重なるものであるな)、片方がデモの段階で没(南無〜)になったので夜の部はキャンセルになって、そんなこともあってこの余裕に違いない。昨日も今日も、いや、たいていそうだけど、楽しい仕事は楽しいね。世の中に感謝。もうじき今月前半の山場が一段落するのでそしたら一回休み。近藤君の日記へのつづきはまた。

 ※今しがた外に出てみたら雲がいい色に焼けてますね。久しぶりにこの時間にこんな気持ちで空を眺めた。発色の良いフィルムを詰めてみた。

 ※それと、Tシャツ関係の皆さんへ。竹智氏はちゃくちゃくと発送の準備をすすめているようです。もう少しお待ちください。

[link:64] 2002年02月08日(金) 06:46


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