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日曜カメラマンの修行時代 from 栗原正己


2002年02月03日(日)私はここを更新したいのだ

下書きもある日もあるのだが、どうにもままならん。のでございます。ふあ〜っ。

[link:63] 2002年02月04日(月) 05:26


2002年02月07日(木)やや余裕

 近藤君の日記(楽屋またはメモ)に時々自分関連のことが出ているな。見て、何か思ったその時にどこかに書き出せばいいのだが、なかなかそうも行かないというのはやはり気持ちに余裕がないのだな。それと川口君もどこかで言っていたけど書こうとするとやっぱちょっと構えちゃうのだね。今書いているのはちょっと余裕ができたということだな。自分でもびっくりだ。余裕がないと言っても四六時中ピンチに陥っているわけじゃなくて、案外楽にやっているんだけども、その状態が、ここには書くのに必要なちょっとした「構え」と反対の方向にベクトルが働いている、というだけのことなのです。

 何だっけ、そうだ。昨日、録音があった。その前の晩にオレは寝てないんじゃないかということだったが、これは今月の月刊笛仙人の「今月の箴言」がらみのネタであるな。
 仙人の仙眼はじつに鋭くて毎月の現場でのオレの言ったことが全部つつぬけになっていてびっくりなのだが(毎月楽しみにしています…笑)、さすがに一月は録音もの、というか栗コーダーでの集まりがたった一日だったので、その時に取り上げるべき発言がなかったのだろう。ご存知の方もおられるだろうが「録音の前に寝たことがない」のはわしの若い頃の話じゃ。最近は健康運など気にしておるもので、なるたけちゃんと寝るようにしておるのじゃ。……仙人がらみの話題だとどうも口調がこうなっていかんな。
 でもボリュームのある録音の前はやはりそうもいかない。で、昨日の朝は2時間半寝ました。起きる時に、死にたいくらいイヤ〜な感じなんだけど、今回は少しだけ画期的だったな。

■今回の仕事でわかったこと。

1=自宅で

 譜面を書くのにかかる時間を計ってみた。栗コーダー中心の編成で1〜2分の曲の譜面、スコア用紙一枚分を書くのに、それまでにラフ打ち込みでアレンジが出来ていても一曲15分〜40分はかかる(写譜屋さんには出さないから、ある程度読みやすく書かないといけない。でも読みにくい。みんな、スマン。それと譜めくりなしで良いように何とか一枚にまとめる)。ということは平均一曲約30分として今回15枚だから、6時間以上かかるということか。
 朝10時に起きるとして、5時間寝たければ、えーと5時に寝ればいいから前の晩の10時半に書き始めればいいのか。あれ、変。9時くらいから始めてたはずだが。…この問題は次回に持ち越します。

 作業中に散歩でも買い物でも、中断して外出するのはかなり有効。アイデアが出やすい。当たり前すぎるが再確認。

 眠くなりそうな時の食事は辛いものにしてみたら勢いがついた。

2=現場で

 自分で演奏もすると大変。…でも録音が終わると忘れてしまう。

 作業能率は時間経過とともに落ちる。できれば、集中していられる時間以上の作業を連続してすべきでない。が、これは経済とのからみを考えるとなかなか難しい。

 何か能率が落ちている、と思ったら空調を疑ってみる。司馬遼太郎も言っているが、フレッシュな空気はいつでも効率をあげてくれる。

 栗コーダーで録音に一番時間がかかるのはリコーダー四重奏だ(すごく集中力が必要。例えば一人の集中力が1/2に落ちると4人で1/16に落ちたことになる。恐ろしい! けど計算あってるか)。

 中でも栗原のパートが特にかかる。…演奏するなら、前の晩に寝ておくか、日ごろの練習を強化。

 楽曲一覧表は分かりやすいものを作りましょう。

 食事はちゃんととりましょう。笛録る時にお腹が鳴って、それを誰も指摘しないだけに自分内では気まずかった。それは別にしても効率にも影響する。食事はちゃんととりましょう。


こんなところか。効率関連のことが多いが、効率が良ければ良いのかというとそれはまた別の話で今は、良い方が良いということです。
 今日はCM録音が2本あった筈の日だったのだけど(たまたま重なるものであるな)、片方がデモの段階で没(南無〜)になったので夜の部はキャンセルになって、そんなこともあってこの余裕に違いない。昨日も今日も、いや、たいていそうだけど、楽しい仕事は楽しいね。世の中に感謝。もうじき今月前半の山場が一段落するのでそしたら一回休み。近藤君の日記へのつづきはまた。

 ※今しがた外に出てみたら雲がいい色に焼けてますね。久しぶりにこの時間にこんな気持ちで空を眺めた。発色の良いフィルムを詰めてみた。

 ※それと、Tシャツ関係の皆さんへ。竹智氏はちゃくちゃくと発送の準備をすすめているようです。もう少しお待ちください。

[link:64] 2002年02月08日(金) 06:46


2002年03月10日(日)ここで答えるのもなんですが

近藤君、オレはネット関係落ちこぼれなので症状のことを直接問い合わせしてみてもらえると吉。ダグに「ケンジはナイスガイなので宜しく」と予告メールを出しておきました。

お、最近ここにずーっと書いてなかったのを再認識。フィルム消費本数激減。アンド今だにその日暮しであります、情けない。

※ついでながら、お隣からもわかるように、今日は仕事現場でニセ栗コーダーを結成し、即座に解散した。パーカッションで来てもらっていた藤井珠緒さんに無料で頼んだ。我ながら良い思いつきであった。おかげでダビングなしで笛部分の録音に成功。最近強く思うが、ダビングしないで録音できることは本当に身体に良い(快く引き受けてくれてありがとう。川口君は今頃打ち上げ最中かな)。
近藤君にシンセを一台持ってきてと頼んだら、iBOOKに極小鍵盤のセットで登場。そこから超ハイクオリティーのサンプルが再生されるシステム。うわーこりゃすごい! ちなみに自力では組めそうにない。ここでも落ちこぼれているのです。とすればスタジオにパソコンを持って行かない方向に進むしかないな、と思いを強める今日この頃。暖かくなってきましたねえ。

[link:65] 2002年03月11日(月) 04:32


2002年03月30日(土)おー、3月も終わりではないか

やけに久しぶりですが、録音ラッシュ(自分にとって)、ライブラッシュ(同左)、確定申告ラッシュ(とは言わない)なども終わり、ようやく普通のペースの毎日が送れるようになりましたところで、今日からイトケンとのデュオで関西方面に行ってきます。栗関連に情報をのせてもらっているので、お時間のある方はどんなものか確認しにきてくださいね(シカラムータとは微ん妙にずれているんだよな)。
フィルム消費量もだいぶ通常に戻ってきました。それはまた。

それと、4月からの栗コーダーがらみオンエア情報をとりあえずここで。栗コーダーの主要コンテンツにたどり着けないにつき(ダグさんも忙しいのだろうが、案外不便です。どうぞよろしく!)。

■『ピタゴラスイッチ』5分ミニ(NHK教育TV)
放送は4月1日(月)16:55〜17:00です。
(以後、毎週月曜日の同じ時間に放送)
15分の放送の前にミニ番組から始まるのも
不思議なかんじです。
5分は15分版よりさらにけったいな番組になっています。(以上、Hディレクターからのメール抜き書き)

これは作曲が私で演奏が栗コーダーカルテット+。試作というかベータ版を観たがじつに!

■『ジャム・ザ・ハウスネイル』
局の都合でちょっと変な順番ですが
こんなオンエアです。

『ジャム・ザ・ハウスネイル』の新作、再放送情報
教育テレビ(3ch)
プチプチアニメ枠(8:26〜8:31、14:16〜14:21)にて
今回は、新作2本一挙放送!
4/1(月)…第1話『ジャム、ピペに会う』(再放送)
4/8(月)…第2話『ジャムの音楽会』(再放送)
4/15(月)…第3話『ジャムのキノコ狩り』(再放送)
4/22(月)…第4話『ジャムのうそ』(再放送)
4/28(月)…第5話『ジャム、アンに会う』(再放送)
5/6(月)…第4話『ジャムのうそ』(再放送)
5/13(月)…第6話『ジャムとツノムシ』(再放送)
5/20(月)…第7話『ジャムの凧あげ』(新作)
5/27(月)…第7話『ジャムの凧あげ』(新作)
6/3(月)…第8話『ジャムの魚つり』(新作)
6/10(月)…第8話『ジャムの魚つり』(新作)

ちなみに
6/21(金)…『ネコのさくせん』(再放送)
もあります。(以上、N監督からのメール抜き書き)

■あずまんが大王はもう少し後なのでもう少し後に報告するとします。利家とまつも留守録しとこうかなー(笑)。

[link:66] 2002年03月30日(土) 05:22


2002年05月10日(金)栗コーダーワンマンライブ「結局名称未設定」


 いろんな人から更新してなさを指摘され、そこそこ心苦しい毎日を送っています(笑)。今14日。とりあえずこのライブの日(名義)から行ってみようかと。

 栗コーダーがらみのライブではめったにそんなことはなかった気がするのだが、この日は雨だった。4月末の美野里の野外イベントの日は日焼けする程の良い天気で(トの口使い参照)ここで使いすぎたのか。何をだ。いやいや。にしてもそんな雨の中、開場は満員のお客さんでそれはもう、心から感謝いたしております。ありがとうございました。

 たくさん曲を演奏したのでセットリストをアップしておこうと思ったら、さっき近藤君がやってくれてたみたいでご苦労さま(しかも分かりやすい。かどうか。『生きる』のコーナー笑った。今度ゴンドラの唄やりますか)。この日はけっこううまくできた気がする。うまく、というのはちょっと違うな。今やっているその曲にちゃんと入り込めたかどうか、というのが自分では重要だが、案外入り込めた曲が多かった、ということだ。いつもたいていダメな感じなのだが(苦笑です)、このライブでみなさんに報告したように割とあちこちでいろんな仕事に関わってこられたせいかも知れない。もちろん心残りもあるよ。「マヨネーズ第三番」の間奏、とか「男はつらいよ」のピチカートへの体勢替え時に弓をマイクにボコッ!とぶつけたこととか。本当に悔しいぜ……。あ、ギター弾いた時も、ちょうど本番の時に右手の血豆(DCPRG深夜ライブ時に作成。不甲斐ない)が固くなってささくれになったヤツがちょうど弦にひっかかりやがりまして「ベキッ!」なんて変なタイミングでアタックが強く出たりして。本当はもう少しマシなんだよ。いや本番というのは実にいつもそうしたものであり……。ま、そういうのはまた次回へのやる気につながったりもするから良しとしよう。

 それとあれだな。ずっとここの更新もしていなかったから、ひさしぶりにリアル皆さんを目の前にするとなんかこういろいろとしゃべりたいことが込み上げてきたりして、そういうのも良かったな。ネットで小出しにしていくと、いざこういう時に別になにかしゃべることがなくなったりする場合もあったりしたからなあ。ま、それがいつのライブ、というわけではないし、だから今回すごくいろいろしゃべったかというとそうでもない気もするし、あくまで気持ちのあり方のしくみとしての話なのであります。

 あと終了後にアンケート読むのも楽しいもので、ライブというのはやった方の感触と観た方の感触が同じこともあればずれることもあるわけで、いや、もちろん一人一人それぞれ別々の感想を持つのが基本だと思っているけど、何だっけ、ずれ、だ。(これはいくつかの組み合わせがあると思うぞ。A:演奏者=○で客=○。B:演奏者=○で客=×。C:演奏者=×で客=○。およびこの中間のグラデーション。やる側からしたらBはつらいな…)ま、そういうこともあるから、いつだって何か人前でやったあとは気になるわけだけど、ネットに書き込む人もそう多くはないと思うし、それがアンケートというかたちである程度確認できるのは何だかシンプルでとてもいい気持ちだということを思い出した。アンケート、好き。ま、そんなんですから、近藤宅の曲順を見て何か思い出したことがあったらぜひ教えて下さい。ありがとう。

 ついでながら、アンケートによると、アンケート用紙がワープロ(正確にはパソコンだけど)になっていたことでがっかりされている方(単に時の流れを感じている方含む)が何人かいらっしゃったのだが、これでは作成をお願いした近藤君にも申し訳ない気がするのでここで説明しときますね。
 ちょっと前まで配っていたのは、僕の鉛筆による手書きのキタナイ字のアンケートで、質問の項目もある程度は決まっていたものの、その日の気分で変わったりしていた、まあ、言ってみえれば超アナログなものだったのです。
 うろ覚えではありますが、もともとは回収率を上げたい、という考えから始めたもので「自分が客ならばどういうアンケート用紙なら書きたくなるか」ってことで始めのだと思うんです。で、事務的でない、自分の筆記用具よりも印字が濃くない、時々くだらないことが書いてある、それにさらにコンサート当日の気分が反映されていたらなお楽しいかな…などと考えてあのスタイルになっていったわけです。
 とはいえ書くのはけっこう大変で、だいたい最低でも1時間くらいはかかります。最初はそれが面白くてやってたんですけど、長いこと活動しているうちに義務っぽくなってきちゃってつらくなってきちゃったんですね。直前のこの時間にもっと有意義なことがあるんじゃないの?と思うようになったりもしてきた。
 試しに、というかせっぱつまって近藤君に頼んでパソコン出力でやってもらったところ、とても読みやすい上に、おやこれは当日の楽なこと楽なこと。本番の演奏が良くなった(あはは)のもそのせいかも知れません。というのは言い過ぎだと思うのですが、ま、とにかく本番日の負担が大きく減ったことは確かなのです。
 てなわけでですね、しばらくこのスタイルで行くかも知れませんし、次回はまた手書きにしたくなるかも知れませんが、それは今のところわからず、何にしても、より新鮮な気持ちでライブができるようなかたちを取っていきたいと思うのです。いろいろと勝手かも知れませんが、受け入れてもらえるとうれしいです。

 さらにもうひとつ。本番中に客席後方で倒れてしまった方がおられたようですが、まったく気付かず申し訳ないことをしてしまいました。その後体調は回復されたでしょうか(していますように)。こういう音楽ですから立ち見の方にはほんとうに気の毒に思いながらいつも演奏しているのですが、これはなかなか難しい問題でありまして…。すぐに思い付くのは、より大きな開場にする、または前売りで100人のみ、などと限定してしまうやり方ですが、MANDA-LA2は大好きな場所だし、限定発売にしてしまうとそれ以外の人が確実に観られなくなるのは何とも忍びない……。とうていすぐに結論は出せませんが今後そのようなことも考えてブッキングしていかねば、と思っています(考えた末、今と同じかたちになっちゃうかも知れませんが)。懲りずによろしくお願いします。

 あ、長い。ほら、書くと長くなるんだよな。ブツブツ……。いかん。

67.jpg 529×358 (original size)

本番前に喫茶ボアで気合いを入れる。といいますか、曲順の確認をしたり洗面をしたり落ち着いたり写真を撮ったりする。これはコンパクトカメラで。リコーGR10とネガフィルムの組み合わせ。

[link:67] 2002年05月15日(水) 07:15


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