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※栗コーダーの演奏、楽器紹介コーナーが終わる。
おにいさん 「栗コーダーカルテットの演奏を聞いてい
たら、なんだかリコーダーを吹いてみた
くなってきたなあ。」
おねえさん 「そうよねえ!会場のみんなは?」
子供達 「はーい!」
おにいさん 「それじゃ、栗コーダーカルテットのみな
さん、よろしくお願いしまーす。」
栗原 「はい、それでは、みんなでリコーダーを
吹いて遊んでみようね。」
五十嵐 「ちょっと、ちょっと。僕もいっしょにリ
コーダーを吹いてみたいんだけどさあ、
実はリコーダーを吹いたことがないんだ
よね。」
おにいさん 「あ、そういえば、僕も吹いたことがない
や。」
おねえさん 「会場のみんなの中にも、まだリコーダー
を習っていない子がいるわよね。」
栗原 「大丈夫、今日はリコーダーで一番出しや
すい音、ソとラとシの音で遊んでみまし
ょう。」
おにおね五十「ソとラとシ?」
栗原 「最初はシの音から。左手の親指と人指指
で、リコーダーの裏の穴と一番上の穴を
押えます。右手の親指でリコーダーをさ
さえて‥‥、息を入れて音を出してみよ
う。」
おにいさん 「あ、出た出た。」
おねえさん 「私も。」
五十嵐 「あれー、僕はこんな音になっちゃうんで
すけど‥‥。」
栗原 「それはね、息を強く入れすぎているんで
す。 もっとやさしく吹いてみて下さい
ね。」
五十嵐 「あ、本当だ、これがシの音だね。」
栗原 「次はラの音。シの音の指のまま、左手の
中指で上から2番目の穴を押さえてみよ
う。」
五十嵐 「はい、ラの音、出ました。」
栗原 「そして、そのまま左手の薬指で上から3
番目の穴をふさぐとソの音。ソとラとシ
の音を順番に出してみよう。」
おにいさん 「うわあ、3つの音が使えるようになった
よ。」
おねえさん 「おもしろいわねえ。」
五十嵐 「あの、ちょっと、ちょっと。こんな音に
なっちゃうんですけど。」
栗原 「それはちゃんと穴をふさいでいないから
ですね。 すきまがあかないようにしっ
かり穴をふさぎましょう。」
五十嵐 「あ、出た出た。ソラシの音が吹けるよう
になりました。」
栗原 「それでは、ソとラとシの音の練習を兼ね
て、音のまねっこ遊びをしてみよう。」
おねえさん 「音のまねっこ遊び?どうやるの?」
栗原 「ソとラとシの音を使って、僕がリコーダ
ーで短いメロディーを吹きます。それを
みんなでまねして下さいね。」
おにおね 「はーい。」
五十嵐 「みんなも一緒にやってみよう。」
※しばらく音のまねっこ遊び。簡単なもの
から、ありものメロディー(後ろの正面、
一番星、チャルメラなど)まで。最後に
サイレン。
栗原 「はい、よくできました。」
五十嵐 「3つの音だけでもいろんなことができる
んだね。今最後にやったのはサイレンで
すか?」
栗原 「そうです。シーソーシーソーって吹いて
いるんですよ。こんなふうにだんだん息
を弱くしていくと、遠ざかっている感じ
がでるね。」
※ドップラー効果
五十嵐 「ほお、おもしろいですなあ。会場のみん
なもやってみよう。」
※しばしサイレン
栗原 「こんどは、ソとラとシの音を中心に使っ
て、お話に音をつけて遊んでみましょう。」
おにおね 「お話に音をつける?」
五十嵐 「どんなお話に音をつけるんですか?」
栗原 「今日はみんなが知っている浦島太郎のお
話に音をつけます。」
おにいさん 「浦島太郎?」
おねえさん 「浦島太郎にはどんな音がつくかしら。」
五十嵐 「やっぱり玉手箱を開けた時の音が大事だ
よね。」
栗原 「玉手箱を開けた時はどんな音がするかな
あ。もくもくけむりが出てくるからこん
な音かな?」
※玉手箱の音(ボーランで締める)
栗原 「ちょっとむずかしいけど、穴を全部押さ
えて、下からすこーしずつ開けていきま
しょう。」
五十嵐 「先生、できませーん。」
栗原 「これはむずかしいから、気持ちで持って
いきましょう。じゃあ、みんなで、せー
の。」
※玉手箱の音(ボーランで締める)
栗原 「はい、いいでしょう。」
おにいさん 「なーんとなく煙がもくもく出てくる感じ
がするね。」
おねえさん 「あ、そうだ、竜宮城でお魚達が踊ってい
る時の音楽がいるわよねえ。」
おにいさん 「そうだ、そうだ、竜宮城の音楽。」
栗原 「それは、ソとラとシの音を使って、こん
な曲をつけてみましょう。」
※竜宮城の音楽のメロディーを吹く。
五十嵐 「シラシラー、シラシラー、ラソラソー、
ラソラソーか。うーん、すぐおぼえられ
そうなメロディーだけど、ちょっと単純
かな。」
栗原 「ならば、こんな伴奏をつけてみましょう。
みんなも一緒に吹いてね。シラシラー、
シラシラー、ラソラソー、ラソラソーだ
よ。」
※竜宮城の音楽、伴奏付き
五十嵐 「お、がぜん面白くなりましたなあ。」
栗原 「伴奏の音のつけ方で、メロディーはいろ
んな聞こえ方をしますね。」
おにいさん 「さあて、あとはどんな音があるかなあ。」
おねえさん 「浦島太郎が亀の背中にのって竜宮城へ向
かう時の音は?」
栗原 「そうですね、スイー、スイーと泳いでい
る感じだから、簡単にこんなのをつけて
みましょうか。音はシーラ、シーラ。」
※伴奏が3拍子をきざんで、亀の泳ぎの音楽
五十嵐 「ちょっと簡単だけど、海の底にもぐって
いく感じがでているからいいかな。」
栗原 「あとは出たとこで、お話を始めましょう。
浦島太郎の役はおにいさん。」
おにいさん 「はーい、主役だからがんばるよー。」
栗原 「竜宮城の乙姫と浦島太郎が助けた亀の役
はおねえさん。」
おねえさん 「はーい。 」
栗原 「お話の進行は低音担当の関島さん。」
関島 「はーい。 」
栗原 「五十嵐さんは会場のみんなのリーダーを
お願いします。」
五十嵐 「はーい。みんな僕をよく見てて同じ事を
やってね。」
栗原 「それじゃあ始めましょう。おっと、忘れ
てた。浦島太郎のテーマソングも作らな
くちゃ。リコーダーで伴奏ができる簡単
なうたがいいなあ。おにいさん、おねが
いします。」
おにいさん 「うーん、う・ら・し・ま・う・ら・し・
ま‥‥、あ、浦島の中にはラとシがある
ね。う・ら・し・ま・う・ら・し・ま‥
‥」
※おにいさんのセリフに浦島太郎のテー
マの伴奏がかぶさる。
五十嵐 「みんなも一緒にやってみよう。」
※伴奏が少しまわったところで、おにい
さんが歌いだす。
おにいさん 「(浦島太郎のテーマ)
うらしまうらしまうらしまたろう
はまべでみつけたあわれなかめを」
関島 「むかしむかしのある日のこと、浦島太郎
が浜辺を歩いていると、村の不良達が亀
をいじめていました。」
おねえさん 「やめてくれよう、いくらおいらにこうら
があるからってそんなことしたらひどい
よう、いじめはいけないよう。」
おにいさん 「おや、あれは村の不良達だ。かわいそう
な亀を助けてやりたいが、私ひとりでは
不良達にかなわないし‥‥、おまわりさ
んを呼んで来るのも時間がかかるぞ。パ
トカーでも通りかかってくれれば良いの
だが‥‥。」
五十嵐 「そうだ!さっきやったサイレンをやって
みよう。」
※サイレン
おにいさん 「おーい、村の不良ども。おまわりさんが
きたぞー。あのサイレンが聞こえないか
あ。」
関島 「亀をいじめていた不良達はあわてました。
うひゃ、おまわりさんだ、逃げろー、ん、
待てよ、あのサイレンは救急車だっけ、
いや、パトカーだっけ、どっちだか忘れ
ちまった、逃げろー。」
おにいさん 「はっはっはっ。不良どもは逃げて行きお
ったわ。亀よ、けがはないか?」
おねえさん 「はい、浦島太郎様。おかげで助かりまし
た。 お礼に竜宮城へ御招待させて下さ
い。」
おにいさん 「なに、竜宮城とな?」
おねえさん 「はい、海の中にあるすてきな場所です。」
おにいさん 「そうか、なら連れて行ってもらおうか。」
おねえさん 「それでは、私の背中にお乗り下さい。」
※浦島太郎のテーマの伴奏始まり、おにい
さんが歌う。
おにいさん 「(浦島太郎のテーマ)うらしまうらしま
うらしまたろうたすけたかめにつれられ
てりゅうぐうじょうへ」
関島 「亀の背中に乗って、浦島太郎は竜宮城を
めざしました。」
五十嵐 「はい、海の中を泳いでいる時の音楽やっ
てみよう。」
※伴奏が3拍子をきざんで、亀の泳ぎの音楽
おにいさん 「これ、亀よ。」
おねえさん 「はい?浦島様。」
おにいさん 「まだ着かぬのか。息が少し苦しくなって
きたぞ。」
おねえさん 「はい、もう少し速く泳いでみます。」
五十嵐 「はい、もっと速く泳いでみよう。」
※亀の泳ぎの音楽、テンポアップ
おにいさん 「これ、亀よ。」
おねえさん 「はい?浦島様。」
おにいさん 「まだ着かぬのか。息がずいぶん苦しくな
ってきたぞ。」
おねえさん 「はい、もっと速く泳いでみます。」
五十嵐 「はい、もっともっと速く泳いでみよう。」
※亀の泳ぎの音楽、さらにテンポアップ
おにいさん 「これ、亀よ。」
おねえさん 「はい?浦島様。」
おにいさん 「まだ着かぬのか。もう息がもたん。」
おねえさん 「はい、最高速度で泳ぎます。」
五十嵐 「もっと速くー。」
※亀の泳ぎの音楽、限界の速さ(あるいは
限界を越えた速さ)
おねえさん 「着きましたー!」
おにいさん 「ふうー。死ぬかと思ったぞ。」
おねえさん 「それでは、私はこれにて。私達のあるじ
の乙姫様がまいりますので。」
五十嵐 「竜宮城の音楽、いってみようかあ。」
※竜宮城の音楽ループ
おねえさん 「私が竜宮城の乙姫です。亀を助けてくれ
てありがとうございます。」
おにいさん 「うわあ、きれいな人だなあ。いえいえ、
当然のことをしたまでです。」
おねえさん 「どうかゆっくりしていって下さい。」
関島 「それから浦島太郎は毎日毎日ごちそうを
食べたり、魚達のおどりをみたり、要す
るにだらだらとした日々をすごしまし
た。」
おにいさん 「あーあ、ごちそうも魚達のおどりもあき
てきたなあ。そろそろ帰りたくなってき
たぞ。ねえ、乙姫様、そろそろ村に帰り
たいんだけどなあ。あの亀を呼んできて
くれませんかあ。」
おねえさん 「もう少しゆっくりしていってはいかがで
すか。」
おにいさん 「いやいや、もう充分です。そろそろ帰り
ます。 あの亀を呼んできてくださいよ
お。」
おねえさん 「あの亀だったら、ほらここに。」
※竜宮城の音楽ストップ。ボーランのロール。
おにいさん 「うわあー。」
関島 「浦島太郎は驚きました。なんといままで
乙姫の立っていたところに、あの亀がい
るではありませんか。」
おにいさん 「あれえ、乙姫さまは?」
おねえさん 「私が乙姫です。いままで浦島様に見せて
いた人間型の乙姫は仮の姿。あの浜辺で
浦島様に助けられた亀が乙姫の本当の姿
なのです。時々ああやって人間界に遊び
に行っていたのですわ。 」 おにいさん
「ひえー、浦島びっくり。」
おねえさん 「だって、こんな海の底で人間が暮らして
いたら変でしょ。浦島様、乙姫はあの日
以来浦島様に心をうばわれてしまいまし
た。私はもう浦島様にメロメロなのです。
浦島様も亀になって、私と一緒に竜宮城
で暮らしましょう。」
おにいさん 「いやいや私は亀より人間の方がいいので
すが‥‥。」
おねえさん 「鶴は千年、亀は万年と申すではありませ
んか。ここで私と共に一万
年もすごすのは素敵だと思いませんこ
と?」
おにいさん 「いやいや、それにはおよびません。そろ
そろ帰ろうかなあっと。」
おねえさん 「きぃー、くやしい。でも、ただでは帰し
ませんわ。私とリコーダーで勝負しなさ
い。音のまねっこ勝負に勝ったら元の浜
辺に帰してあげます。でも、私が勝った
らこの竜宮城で亀になって暮らすのです
よ。」
五十嵐 「音のまねっこ遊びは、さっきやったよね。
浦島太郎を助けよう!」
おねえさん 「いきますわよ。」
※しばし音のまねっこ遊び。この場合、お
ねえさんが笛を吹いて先行するのが適切
か。
おにいさん 「よーし、いいぞう。」
おねえさん 「やるわね。かくなる上は必殺技、でたら
め攻撃!」
※おねえさん、でたらめを吹く。
五十嵐 「よーし、みんな、でたらめを吹くんだ!」
※でたらめ
おねえさん 「くやしーい。それなら、もーっとでたら
め攻撃!」
※おねえさん、もっとでたらめを吹く。
五十嵐 「みんなーっ、もっとでたらめを吹くんだ
ー。」
※もっとでたらめ
おねえさん 「はあ、はあ、私の負けですわ。約束通り
もとの浜辺に送り届けましょう。それか
ら、竜宮城にきた記念におみやげを差し
上げましょう。この箱は玉手箱といって、
私から浦島様への愛が詰まっています。
浦島様の気が変わって、また私に会いた
くなったら開けて下さいね。」
おにいさん 「よかったあ。さらば竜宮城よ!」
関島 「こうして竜宮城を後にした浦島太郎は、
もとの浜辺に帰ってきました。」
おにいさん 「なつかしいなあ、さあ、家に帰ろうかな。
おや、あそこにいるのは村の不良達じゃ
ないか。」
関島 「村の不良も浦島太郎を見つけて、浦島太
郎を取り囲みました。 おうおう、こ
のあいだはよくもじゃましてくれたな。
あの亀はどこにやったんだよ。」
おにいさん 「いやいや、亀はな、竜宮城の乙姫でな‥
‥」
関島 「何をわけのわからないことを言っている
んだ。さあ、その箱をよこしな。亀の代
わりにもらっていくぞ。」
おにいさん 「あ、それはだめだよ、乙姫様からもらっ
た玉手箱だよ。」
関島 「よーし、開けてみようぜ、何が出てくる
かな、そーれ。」
五十嵐 「玉手箱の音だ!」
※玉手箱の音
おにいさん 「ああー!?」
関島 「村の不良達が玉手箱を開けると、中から
もくもくと白い煙が出てきました。よう
やく煙がおさまって浦島太郎が村の不良
達を見ると、何と不良達は亀の姿になっ
ているではありませんか。」
おにいさん 「そうか、私に会いたくなったら開けて、
と乙姫が言っていたのは、こういうこと
だったんだな。しかし、私の代わりに不
良達が亀になってしまったか。はっはっ
はっ、これで村も静かになるわい。ま、
亀は万年生きるからな、あながち不幸と
も言えまいて。」
※浦島太郎のテーマ
おにいさん 「(浦島太郎のテーマ)うらしまうらしま
うらしまたろうおしまい!」
おにいさん 「やったー。」
おねえさん 「大成功!」
五十嵐 「いやあ、面白かったねえ。みんな、いろ
いろなお話に音楽をつけて遊んでみてね。
それでは、最後に栗コーダーカルテット
にもう1曲演奏してもらいましょう。」
※栗コーダーカルテットの演奏