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[link:45] 2002年06月25日(火) 21:20
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トホーヘンに向けてオランダのフリーウェイを走っています。
6月22日、ウェルズから長旅の末アイントホーヘンに着
いたのは夜の23時過ぎ。まず、今回のアイントホーヘンで
のライブをブッキングしてくれたアド・ペイネンベルグ氏宅
へ。おととしのツアーの時もお世話になった、アイントホー
ヘン在住のサックス奏者です。ひとしきり再会を喜び、そし
てアドさんが予約してくれたホテルに行きました。明日のラ
イブはアムステルダムなのですが、アムステルダムは宿が高
いのでアイントホーヘンで安宿を探してもらったのです。明
日アムステルダムに泊まった後、アイントホーヘンに戻って
2日間ライブの予定なので、それと同じ宿です。ホテルは1
階が居酒屋で、店内の小さなドアを開けて急な階段を登ると
2階と3階に数部屋ずつ客室のある小さな宿でした。部屋に
入るとベッドが二つと洗面台があるだけ。トイレとシャワー
は共同です。僕と桜井の泊まった部屋は3階で、天井が斜め
になっていて屋根裏部屋の雰囲気。繁華街の中なので、外の
喧騒が聞こえてきます。一番困ったのは電話が無いこと。つ
なげない!後で合流する太田以外の全員がパソコン持参で来
ています。皆電子メール無しで生きられないと言ってもよい
でしょう。そうか、ここにまた2泊。
翌日アムステルダムへ。途中空港近くで、前夜にアムステ
ルダムに着いたバイオリンの太田と合流。これで今回のメン
バーが全員そろいました。この日はアムステルダム・ルーツ
ミュージックフェスティバルというイベント。ワールドミュ
ージック方面のイベントです。市内の大きな公園に数か所の
ステージがあって、出店も出ていてお祭りのような雰囲気で
した。家族連れのお客さんも多かったです。入場無料でした
から、たまたま公園に来ていた人もいるでしょう。シカラム
ータの演奏したステージは、特設の大きなテントの中。シカ
ラムータの前に演奏したのはChango Spasiuk Orquestaとい
うアルゼンチンのグループ。 シカラムータの次はDanyel
Waroというアフリカの人のグループ。どのグループにも、満
員のお客さんの反応はすごく良かったです。オーストリアの
ライブの動員がかなり低かったですから、やっぱりフェステ
ィバルはいいなあと思いました。演奏後は他のステージを回
り、トルコ音楽、レゲエ、メキシコ先住民の踊りなどをみま
した。
ここまで書いて、アイントホーヘンに着いて、1日たって
しまいました。今アイントホーヘンのコインランドリーでこ
れを書いています。昨日のライブはBurgerというクラ
ブ。ディナータイムには老若男女の客で賑わっていましたか
ら、レストランなのかもしれません。ライブはお客さんの反
応も上々で、メンバーも楽しく演奏できました。ただ、店が
すごくけむたかったです。
そういえば、昨日アムステルダムを発つ前に楽器屋のはし
ごをしたのですが、太田、坂本、桜井と歩いていたら、道を
行く人に「オー、シカラムータ!」と声をかけられました。
アムステルダムのフェスティバルでそれなりの印象は残すこ
とができたのでしょう。
この便りはアドペイネンブルグ氏宅で送信させてもらうこ
とになると思うのですが、明日以降メールの送受信が出来な
くなるかもしれません。僕の使っているコンピュサーブのア
クセスポイントでニフティに乗り入れられるところが、減っ
ているのです。特にドイツのアクセスポイントは全滅です。
デンマークの宿は電話が無いらしいし、そうすると明日以降
まったくつなげなくなるかもしれません。やはりパソコン通
信は時代遅れなようです。次に来る時はノートパソコンを持
ってこないとだめか。
次がいつになるかわかりませんが、またお会いしましょう。
※文中の敬称は省略してあります。
※僕の能力では、ヨーロッパから掲示板に書き込めないので、
近藤君の力を借りています。