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既に僕のダビングが間に合わないことは確定しているので、ある程度自宅で本録音をしなければならない。今までデモは44.2khzの16ビットで録っていたが、本番は48khzの24ビットで録りたい。そのためコンピューターの設定をいろいろいじるが、どうもうまくいかない。ひょっとしてと思い48khzの16ビットにしてみると、何とか録音できるようだ。やはり、iBookはハードディスクレコーディングをするには力不足か。まあビット数は落ちていてもサンプリングレートが同じなら、スタジオで録音しているファイルと混ぜられるからいいか。と思ってスタジオで録音した音をアナログで録り込もうと思ったら、何度やってもすぐ止まる。そして「ハードディスクが遅いです」のメッセージが出る。試しに44.2khzの16ビットにしてみると、普通に録音できる。なんだ、これは。44.2khz止まりですかい。オーディオインターフェイスは96khzまで対応しているのに。これじゃ使いものにならないではないか。バッファーサイズも最大にしてあるし、他に何かいじるところはないだろうか?そうだ、こんなとき、メモリーの割りあてを増やしたりするんだっけ。で、ロジックのメモリー割りあてを増やそうとするが‥‥、どうもアプリケーションの情報欄にメモリーの項目が無い。調べてみると、OSXはメモリーをシステムが勝手に割りふるらしい。そこでふと思いついてOS9でロジックを起動してみる。ついでにメモリーは豪華400MBを割り当てる。すると今度は普通に48khz24ビットで録音ができた。ああ、疲れた。しかし、Emagic純正オーディオインターフェイスのEMI6/2をMIDIインターフェイスとしても使っているのだが、こいつはOSXでないとMIDIが扱えないのだよなあ。今後の僕の制作の手順としては、
1.MIDIのベーシックを9801のレコンポーザーで打ち込み
2.そのデータをスタンダードMIDIファイルに変換
3.フロッピーでWindows95のノートパソコンへ
4.それをコンパクトフラッシュでiBookに移す
5.OSXのロジックでMIDIのエディット
6.OS9のロジックを起動してオーディオのレコーディング
7.再生はOSXでMIDI音源と一緒に鳴らす
うーん、面倒くさい。それにしても、ここのところ機材関係でばたばたしている。早く音楽のことに専念したい。なにしろアレンジを考えている時間よりもコンピューター関係で悩んだりマニュアルを読んだりしている時間の方がずっと長いのだから。