top profile discography schedule blog twitter facebook order other


コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年03月21日(金)旅6日目 神戸

 大工さんの「蓬莱行」ツアーが終わり、今日からは渡辺勝さんのエミグラントでのツアー。バンドのメンバーはほとんど変わらない。ロケットマツさんが東京に帰って、サックスの川下さんが加わった。そろそろ疲れがたまってきたが、エミグラントのライブはいつも楽しい。一切アレンジの無い歌ものバンドなのだが、ただのセッションにはならない。渡辺勝さんの存在感が強烈なのだろう。今度出る渡辺勝さんのURCレーベルのカバーアルバム「UNDERGROUND RECYCLE」はおすすめ。ただ、今日のライブ会場のT2楽屋の客席が少々寂しかったのが残念。

[link:124] 2003年03月22日(土) 13:40


2003年03月22日(土)旅7日目 大阪

 エミグラントのライブ2日目は大阪のハードレイン。ロック系の小屋のようだった。今日は地元のフォークシンガーのひがしのひとしさんとオクノ修さん、それにエミグラントの組み合せ。オクノさんもひがしのさんも最近オフノートから新譜が出た。オフノートは以前ジャズ寄りのレーベルだったが、最近はすっかりフォークレーベルになってしまったようだ。

 ライブは今日も楽しかった。場面によっては個人的にやり過ぎたかもしれないが。連休で大阪に宿が取れなかったので、昨日と今日は尼崎泊まり。宿に落ち着いてから皆で居酒屋を探す。それにしても毎日毎日、本当に同じメンバーで飲んでいるなあ。

[link:125] 2003年03月25日(火) 09:45


2003年03月23日(日)旅8日目 京都

 長かったツアーの最終日は、大工さんのライブでも出た京都の拾得に戻って来る。3月19日の日記で捨得と書いてしまったが、拾得が正しい。ひどい間違えだが、最初に勘違いしておぼえると、その後に正しくおぼえても、何かのひょうしで元々すり込まれたものが出てくる事がある。たとえば、漢字の読み方でよくある。それにしても、確認して書けばよかった。拾って得をするのでは、何だかあたりまえのような気がしてしまったのだ。

 拾得は近隣への配慮から、ライブの終了時刻が21時までとなっている。これは磔磔も同じだ。しかし、手違いからこの日の開演を19時半とチラシに載せてしまった。今日の出演は昨日と同じエミグラント、ひがしのひとし、オクノ修の三組だ。とても21時までに終わりそうに無い。弾き語りなら21時過ぎても大目に見てもらえるだろうということで、エミグラントを最初にやって、その後ひがしの、オクノとやることにした。それで、「21時よりちょっと伸びますけど」と始めたライブが終わったのは22時半。すみません、店長のテリーさん。だいたいこのツアー、いろいろな局面で仕切る人がいないのだ。エンジニアの石崎さんが、「いやあ、これだけ人がいると一人くらいは仕切りたがり屋がいるもんなんですけどねえ、珍しいなあ。」と言っていたが、その通り。僕はオクノさんの後のアンコールでエミグラントが1曲やることになっていたのを知らずに、楽器も楽譜もかたずけてしまっていた。演奏が始まってからあわてて二階の楽屋に楽譜を取りに行って、客席でリコーダーを吹いた。

[link:126] 2003年03月25日(火) 09:45


2003年03月24日(月)旅9日目 帰路、そして

 長かったツアーを終え、東京に戻る。京都に残ってレコーディングをするチーム、車で帰るパーカッションのマツさん、鈍行で帰る中尾勘二、九州に帰る川下さんと別れ、一人新幹線で帰る。

 家に荷物を置いてSEISHOスタジオへ。14時からシカラムータのリハが入っている。遅刻してスタジオに着くとリハが始まっていた。どうやら今日のリハは13時からだったらしい。大遅刻。こうしてシカラムータのライブで始まったツアーはシカラムータのリハで終わった。

[link:127] 2003年03月25日(火) 09:46


2003年03月25日(火)ふいご活動休止ライブ

 入谷のなってるハウスにてふいごのライブ。リーダーでトロンボーンの古池君が4月から1年間の予定でドイツに行ってしまうため、ふいごは本日で活動休止となる。そのため、今回は一応の集大成として、インプロは控え目にして曲を多くやった。古池君の作る曲は変わっている。たぶんコードの概念が無いのだろう。作れそうで作れない曲ばかりだ、僕にとっては。ドイツでも活躍する事を期待したい。

[link:128] 2003年03月27日(木) 10:47


2003年03月26日(水)栗コーダーカルテットのリハ

 栗コーダーカルテットのリハ。今年も1/4が終わろうとしているが、栗コーダーのリハーサルは初めてだ。今年の栗コーダーの活動は、今のところレコーディングが3回、ミーティングが3回、そして今日が初めてのリハーサルと4回目のミーティング。毎年、年頭の活動はスローペースだ。たぶん、年が明けてからその年に何をやるか考えているからだろう。

[link:129] 2003年03月27日(木) 10:48


2003年03月27日(木)ギネス

 Star Pine's Cafeでシカラムータのライブ。今日は川口君もゲスト出演していた。サウンドチェックの後、川口君の「ギネスのタダ券があるんですよ。」の一言にメンバー7人中の5人で連れだってアイリッシュパブへ行った。ギネスとフィッシュアンドチップスなどでいい気分になる。「この店、7時までだとカクテルが半額なんです。」えっ、もうすぐ7時だ、急いで頼まねば。そして、楽屋に戻るとワインの差し入れがあった。1999年のハンガリーワイン、む、おいしい。かくして、ライブはかなりいい感じに。みんなでビールを飲みまくっていたヨーロッパツアーのノリに近かったかもしれない。

[link:130] 2003年03月28日(金) 02:00


2003年03月28日(金)3回目

 昨夜は打ち上げでもほとんどビールしか飲まなかったのだが、結構酔ってしまった。家に帰ってパソコンに向かっているうちに椅子に座ったまま寝てしまったようだ。夜中になったら少々冷えたのでオイルヒーターをつけていたのだが、またまた低温やけどをしてしまった。この冬3回目だ。

 今日は、ふと思いたって墓参りに行く。天気の良い日の墓地は、案外好きな場所だ。

[link:131] 2003年03月30日(日) 05:02


2003年03月29日(土)栗コーダーカルテット今年初のライブ

 埼玉県飯能市のあけぼの子どもの森にて、栗コーダーカルテット今年最初の人前での演奏。あけぼの子どもの森の企画による完全に子供向けの演奏会だ。子供向け番組の音楽はいくつかやっているが、今回のような完全に子供向けのコンサートは始めてかもしれない。いつもより教育テレビ関係のレパートリーを多くやったぐらいで、新たに子供向けレパートリーを増やすようなことはしなかったが、それでも年令層が低かったわりに子供達はよく聴いてくれていたと思う。PAは使わなかったが、会場の響きがなかなか良かった。あけぼの子どもの森は、全体にムーミンがコンセプトになっているようで、園内にはムーミン谷にありそうな建物が並んでいる。演奏会が終わってからスタッフに案内してもらって園内を歩いたが、どの建物も居心地が良かった。

[link:132] 2003年03月30日(日) 05:02


2003年03月30日(日)Logic6

 予約していたLogic6のアップグレード版を楽器屋に取りに行く。帰りにタワーレコードに寄るが、クラシックのコーナーで巨匠のボックスセットいろいろが恐るべき低価格で売られていて驚く。ミケランジェリの7枚組が1600円?CD-Rでは無さそうだ。

 昨日の日記に書くのを忘れたが、グレートバスリコーダーの足がテューバのベルにぶつかって、またへこみが増えた。

[link:133] 2003年04月01日(火) 02:49


2003年03月31日(月)仮装大賞

 昼間はCMのスタジオ仕事。書きは栗原さん。紙おむつのCMなのにトランペット3本、トロンボーン3本、テューバのゴージャスなファンファーレだった。

 夜は家で欽ちゃんの仮装大賞を見る。実は昔から好きな番組なのだ。もはや何が仮装かわからない世界になっているが、今回のグランプリの『ピンポン』は恐るべき完成度の高さだった。しかし、最近の大がかりな作品を見ていると、初期の素朴なやつをもう一度見てみたくなる。演芸好きの川口君が録画していないかなあ。第1回は26年前だ。

 デビッドバーンの映画「トゥルーストーリー」の中で変なファッションショーの場面があるのだが、劇場で買ったプログラムによると、欽ちゃんの仮装大賞に影響を受けたそうだ。これ、本当。

[link:134] 2003年04月01日(火) 02:49


2003年04月01日(火)渋さ知らズのライブ

 久しぶりに渋さ知らズのライブに出た。19時半に客入れと共に演奏を始めて、ライブが終わったのが23時20分。ステージ上に何人いたか数えていないが、30人は優に超えていた。かなりの大音量で、ライブ後は耳鳴りが止まらない。しかし、なかなか楽しいライブであった。やたらと人数は多いのだが、音楽的に面白い事がそこここで起きている。テューバの高岡君にも久しぶりに会った。たぶん、彼は今一番注目するべきテューバ奏者だと思う。

[link:135] 2003年04月05日(土) 12:33


2003年04月02日(水)オフノート次期プロジェクト

 オフノートの次のプロジェクトのレコーディング。別の場所で録音してきた音源に僕と中尾が高円寺のリハーサルスタジオで6曲ほどダビングした。このフォーマットが最近では定着し過ぎていて恐い。中尾と僕がダビングすると、なんだかみんな似たような感じになるなあ。

 昨日の余韻で、まだ耳鳴りが続いている。

[link:136] 2003年04月05日(土) 12:34


2003年04月03日(木)藤乃家スタジオ

 昼間は明日やるセッションのリハーサル。メンバーはチェロの坂本さん、ボーカルのUAさん、サックスの梅津さん、エフェクトとパーカッションの藤乃家舞さん。セメタリーレコードを主宰する藤乃家さんのプライベートスタジオでリハをした。そのスタジオは四谷の細い路地の奥の古いアパートの2階にある。アパートの外観からは想像出来ないちゃんと防音したスタジオで、これでもかというくらい大量の機材が置いてあった。定番、ビンテージ、チープ、怪しいもの、手作りがごちゃまぜ。「男の隠れ家」あるいは「秘密のアジト」の雰囲気。

 夕方からは、高円寺のリハーサルスタジオで昨日の録音の続き。高円寺の録音の後は、いつも決まってガード下の居酒屋へ行く。昨年からずっと同じ店に通い続けているが、どういう集団だと思われているだろうか。

[link:137] 2003年04月05日(土) 12:35


2003年04月04日(金)リハ、宴会、ライブ

 昼間は渋谷毅さんのエッセンシャルエリントンのリハ。夕方からはちょっとした宴会。夜遅くから恵比寿のみるくで昨日リハをした坂本さんのセッション。宴会でビール、ワイン、焼酎とけっこう飲んでしまったのだが、みるくでは僕が酔っている事に誰も気がつかなかった。よし。坂本さんがいつものようにチェロに豆を入れてマラカスにしていたが、今日はその豆を床にぶちまけた後に僕のテューバのベルの中に投げ入れ始めた。僕もそれにならって豆を自分の楽器の中に投げ込む。すると、ステージ前のお客さんも豆を拾ってテューバのベルめがけて投げ始めた。ほほえましい光景だった。

[link:138] 2003年04月05日(土) 12:36


2003年04月05日(土)ダビング

 オフノート次期プロジェクトレコーディングの続き。曲数が多いので、今回のレコーディングも長くなりそうな予感がする。僕と中尾の作業としては、初めて聞く曲に瞬発力で楽器とフレーズを選択して次々にダビングしていくのだが、音楽家としての能力を試されているようでもある。レコーディングに使わせてもらっているスタジオPALはリハーサルスタジオで、人数が多いと居住性が良いとは言えないのだが、毎日通っていると場に馴染んでしまう。毎日PALスタジオに通って帰りに高円寺の居酒屋に寄るだけで食っていけたら、それはそれで楽しそうだ。

[link:139] 2003年04月13日(日) 02:31


2003年04月06日(日)エッセンシャルエリントンのライブ

 埼玉県鳩山町のプレース・エバンというお店で渋谷毅さんのエッセンシャルエリントンのライブ。東武東上線の高坂駅から車で20分、とてもライブハウスがあるようには見えないのどかな風景の中にプレース・エバンはあった。山小屋風の天井の高い木造の建物で、響きがとても良い。自家製のパンをごちそうしてもらったが、とてもおいしかった。

[link:140] 2003年04月13日(日) 02:32


2003年04月07日(月)新曲試作

 栗コーダーカルテットのリハーサル。今度のツアータイトルに「新曲試作小さな旅」とつけてしまったので、新曲試作のリハ。サンレコの記事で小林亜星氏が「作曲ばかりやっているとアレンジが下手になる、アレンジばかりやっていると作曲が下手になる」というようなことをおっしゃっていたが、僕はここのところアレンジばかりやっていたので作曲が下手になったかもしれない。

[link:141] 2003年04月13日(日) 02:33


2003年04月08日(火)新曲試作その2

 今日も栗コーダーカルテットのリハ。家を出てスタジオに向かう途中でグレートバスリコーダーを忘れたことに気がついた。栗コーダーのリハに行く時は、いつも右肩にテューバを背負って左手にグレートバスリコーダーを持っている。しかし、ふと気がつくと左手に持っているのはトランペットだ。これは最近のオフノート仕事の時の仕様ではないか。あわてて家に戻って楽器を取りかえる。おかげで大遅刻した。

[link:142] 2003年04月13日(日) 02:34


2003年04月09日(水)たんすを作る

 来週の栗コーダーのツアーのチケットを買いに行く。新年度で定期券を買う人が多いこともあって、みどりの窓口は混んでいた。

 今日は仕事が無かったので、前に買ってあったアメリカ製の組立家具を組み立てる。小さめのたんすなのだが、かなり作業の工程が多い。ねじ止めするところが160か所ほどあった。値段が安かったのは、こういうことだったのか。

[link:143] 2003年04月13日(日) 02:35


2003年04月10日(木)またか

 あさってからツアーに出るシカラムータのリハ。椅子にぶつけて、また楽器のへこみが増えた。ああ。

[link:144] 2003年04月13日(日) 02:36


2003年04月11日(金)新曲試作その3

 今日も栗コーダーカルテットのリハ。今回は新曲が多いこともあって、ミーティングもはさまずに本当にリハらしいリハをしている。関西と名古屋の人はぜひ来て下さいね。

[link:145] 2003年04月13日(日) 02:37


2003年04月12日(土)ツアー1日目

 シカラムータで京都、神戸、そして栗コーダーで神戸、名古屋という4日間のツアー初日。

 昼前の新幹線で京都へ行く。ドラムの吉田さんはiBookのヘビーユーザーで、いつも何か作業をしている。ライブ前の楽屋でCDのジャケットのデザインをしているのを見たこともある。今日は新幹線の中で何やら波形編集をしていた。

 今日のライブは磔磔の29周年イベント。店長の水島さんは、29は素数だから大事にしたいとのこと。今日のために用意した29拍子の新曲をやった。

 吉田さんは楽屋でもiBookで作業していた。本番が終わってしばらくして楽屋の机の上に置いてあるiBookを見ると、バウンスをしていた。ミックスが終わったようだ。しかし、残り時間が40分?長いファイルだ。

 今日のホテルは、インターネット接続が無料だった。これはぜひ他のホテルでも取り入れて欲しいサービスだ。溜まっていた日記を1週間分更新した。

[link:146] 2003年04月14日(月) 13:43


2003年04月13日(日)ツアー2日目

 2日目にして早くも二日酔い気味。今日は神戸のビッグアップルでシカラムータのツアー最終日を迎える。最終日にふさわしいぐちゃぐちゃなライブだった。ライブ後は3時半頃までビッグアップルで店長の近藤さんと飲んだ。みんなで酔って話しているうちに、シカラムータの中で僕が一番悪人だということになってしまった。で、一番極悪なバンドは栗コーダーカルテットだろうということに。うーん、そうかもしれない。

[link:147] 2003年04月14日(月) 13:44


2003年04月14日(月)ツアー3日目

 シカラムータのツアーが昨日で終わり、今日からは栗コーダーカルテットの「新曲試作小さな旅」。会場のキャップハウスで、他の3人のメンバーと合流した。キャップハウスは、戦前に建てられた古いビルをNPOが借りて、アトリエやギャラリー、イベントスペースとして運営している場所だ。今日のコンサートはPAを使わずにやった。演奏した会場は広さの割りには天井が低いのだが、たぶんそれが良い方向に作用して、普段音の通りにくいアルト以下のリコーダーが良く鳴った。たぶんリコーダーものに関しては、生で演奏するのに一番適した会場かもしれない。

 シカラムータのツアーでけっこう飲み疲れしていたので、栗コーダーのツアーではほどほどにしようと思っていた。しかし、打ち上げで韓国料理屋とバーをはしご。ビール、マッコリ、ラムをしこたま飲んでホテルに帰ったのは5時半だった。とほほ。

[link:148] 2003年04月19日(土) 01:36


top profile discography schedule blog twitter facebook order other
contact us

Copyright(C)1997- The Kuricorder Quartet All rights reserved.

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。