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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年03月29日(土)栗コーダーカルテット今年初のライブ

 埼玉県飯能市のあけぼの子どもの森にて、栗コーダーカルテット今年最初の人前での演奏。あけぼの子どもの森の企画による完全に子供向けの演奏会だ。子供向け番組の音楽はいくつかやっているが、今回のような完全に子供向けのコンサートは始めてかもしれない。いつもより教育テレビ関係のレパートリーを多くやったぐらいで、新たに子供向けレパートリーを増やすようなことはしなかったが、それでも年令層が低かったわりに子供達はよく聴いてくれていたと思う。PAは使わなかったが、会場の響きがなかなか良かった。あけぼの子どもの森は、全体にムーミンがコンセプトになっているようで、園内にはムーミン谷にありそうな建物が並んでいる。演奏会が終わってからスタッフに案内してもらって園内を歩いたが、どの建物も居心地が良かった。

[link:132] 2003年03月30日(日) 05:02


2003年03月30日(日)Logic6

 予約していたLogic6のアップグレード版を楽器屋に取りに行く。帰りにタワーレコードに寄るが、クラシックのコーナーで巨匠のボックスセットいろいろが恐るべき低価格で売られていて驚く。ミケランジェリの7枚組が1600円?CD-Rでは無さそうだ。

 昨日の日記に書くのを忘れたが、グレートバスリコーダーの足がテューバのベルにぶつかって、またへこみが増えた。

[link:133] 2003年04月01日(火) 02:49


2003年03月31日(月)仮装大賞

 昼間はCMのスタジオ仕事。書きは栗原さん。紙おむつのCMなのにトランペット3本、トロンボーン3本、テューバのゴージャスなファンファーレだった。

 夜は家で欽ちゃんの仮装大賞を見る。実は昔から好きな番組なのだ。もはや何が仮装かわからない世界になっているが、今回のグランプリの『ピンポン』は恐るべき完成度の高さだった。しかし、最近の大がかりな作品を見ていると、初期の素朴なやつをもう一度見てみたくなる。演芸好きの川口君が録画していないかなあ。第1回は26年前だ。

 デビッドバーンの映画「トゥルーストーリー」の中で変なファッションショーの場面があるのだが、劇場で買ったプログラムによると、欽ちゃんの仮装大賞に影響を受けたそうだ。これ、本当。

[link:134] 2003年04月01日(火) 02:49


2003年04月01日(火)渋さ知らズのライブ

 久しぶりに渋さ知らズのライブに出た。19時半に客入れと共に演奏を始めて、ライブが終わったのが23時20分。ステージ上に何人いたか数えていないが、30人は優に超えていた。かなりの大音量で、ライブ後は耳鳴りが止まらない。しかし、なかなか楽しいライブであった。やたらと人数は多いのだが、音楽的に面白い事がそこここで起きている。テューバの高岡君にも久しぶりに会った。たぶん、彼は今一番注目するべきテューバ奏者だと思う。

[link:135] 2003年04月05日(土) 12:33


2003年04月02日(水)オフノート次期プロジェクト

 オフノートの次のプロジェクトのレコーディング。別の場所で録音してきた音源に僕と中尾が高円寺のリハーサルスタジオで6曲ほどダビングした。このフォーマットが最近では定着し過ぎていて恐い。中尾と僕がダビングすると、なんだかみんな似たような感じになるなあ。

 昨日の余韻で、まだ耳鳴りが続いている。

[link:136] 2003年04月05日(土) 12:34


2003年04月03日(木)藤乃家スタジオ

 昼間は明日やるセッションのリハーサル。メンバーはチェロの坂本さん、ボーカルのUAさん、サックスの梅津さん、エフェクトとパーカッションの藤乃家舞さん。セメタリーレコードを主宰する藤乃家さんのプライベートスタジオでリハをした。そのスタジオは四谷の細い路地の奥の古いアパートの2階にある。アパートの外観からは想像出来ないちゃんと防音したスタジオで、これでもかというくらい大量の機材が置いてあった。定番、ビンテージ、チープ、怪しいもの、手作りがごちゃまぜ。「男の隠れ家」あるいは「秘密のアジト」の雰囲気。

 夕方からは、高円寺のリハーサルスタジオで昨日の録音の続き。高円寺の録音の後は、いつも決まってガード下の居酒屋へ行く。昨年からずっと同じ店に通い続けているが、どういう集団だと思われているだろうか。

[link:137] 2003年04月05日(土) 12:35


2003年04月04日(金)リハ、宴会、ライブ

 昼間は渋谷毅さんのエッセンシャルエリントンのリハ。夕方からはちょっとした宴会。夜遅くから恵比寿のみるくで昨日リハをした坂本さんのセッション。宴会でビール、ワイン、焼酎とけっこう飲んでしまったのだが、みるくでは僕が酔っている事に誰も気がつかなかった。よし。坂本さんがいつものようにチェロに豆を入れてマラカスにしていたが、今日はその豆を床にぶちまけた後に僕のテューバのベルの中に投げ入れ始めた。僕もそれにならって豆を自分の楽器の中に投げ込む。すると、ステージ前のお客さんも豆を拾ってテューバのベルめがけて投げ始めた。ほほえましい光景だった。

[link:138] 2003年04月05日(土) 12:36


2003年04月05日(土)ダビング

 オフノート次期プロジェクトレコーディングの続き。曲数が多いので、今回のレコーディングも長くなりそうな予感がする。僕と中尾の作業としては、初めて聞く曲に瞬発力で楽器とフレーズを選択して次々にダビングしていくのだが、音楽家としての能力を試されているようでもある。レコーディングに使わせてもらっているスタジオPALはリハーサルスタジオで、人数が多いと居住性が良いとは言えないのだが、毎日通っていると場に馴染んでしまう。毎日PALスタジオに通って帰りに高円寺の居酒屋に寄るだけで食っていけたら、それはそれで楽しそうだ。

[link:139] 2003年04月13日(日) 02:31


2003年04月06日(日)エッセンシャルエリントンのライブ

 埼玉県鳩山町のプレース・エバンというお店で渋谷毅さんのエッセンシャルエリントンのライブ。東武東上線の高坂駅から車で20分、とてもライブハウスがあるようには見えないのどかな風景の中にプレース・エバンはあった。山小屋風の天井の高い木造の建物で、響きがとても良い。自家製のパンをごちそうしてもらったが、とてもおいしかった。

[link:140] 2003年04月13日(日) 02:32


2003年04月07日(月)新曲試作

 栗コーダーカルテットのリハーサル。今度のツアータイトルに「新曲試作小さな旅」とつけてしまったので、新曲試作のリハ。サンレコの記事で小林亜星氏が「作曲ばかりやっているとアレンジが下手になる、アレンジばかりやっていると作曲が下手になる」というようなことをおっしゃっていたが、僕はここのところアレンジばかりやっていたので作曲が下手になったかもしれない。

[link:141] 2003年04月13日(日) 02:33


2003年04月08日(火)新曲試作その2

 今日も栗コーダーカルテットのリハ。家を出てスタジオに向かう途中でグレートバスリコーダーを忘れたことに気がついた。栗コーダーのリハに行く時は、いつも右肩にテューバを背負って左手にグレートバスリコーダーを持っている。しかし、ふと気がつくと左手に持っているのはトランペットだ。これは最近のオフノート仕事の時の仕様ではないか。あわてて家に戻って楽器を取りかえる。おかげで大遅刻した。

[link:142] 2003年04月13日(日) 02:34


2003年04月09日(水)たんすを作る

 来週の栗コーダーのツアーのチケットを買いに行く。新年度で定期券を買う人が多いこともあって、みどりの窓口は混んでいた。

 今日は仕事が無かったので、前に買ってあったアメリカ製の組立家具を組み立てる。小さめのたんすなのだが、かなり作業の工程が多い。ねじ止めするところが160か所ほどあった。値段が安かったのは、こういうことだったのか。

[link:143] 2003年04月13日(日) 02:35


2003年04月10日(木)またか

 あさってからツアーに出るシカラムータのリハ。椅子にぶつけて、また楽器のへこみが増えた。ああ。

[link:144] 2003年04月13日(日) 02:36


2003年04月11日(金)新曲試作その3

 今日も栗コーダーカルテットのリハ。今回は新曲が多いこともあって、ミーティングもはさまずに本当にリハらしいリハをしている。関西と名古屋の人はぜひ来て下さいね。

[link:145] 2003年04月13日(日) 02:37


2003年04月12日(土)ツアー1日目

 シカラムータで京都、神戸、そして栗コーダーで神戸、名古屋という4日間のツアー初日。

 昼前の新幹線で京都へ行く。ドラムの吉田さんはiBookのヘビーユーザーで、いつも何か作業をしている。ライブ前の楽屋でCDのジャケットのデザインをしているのを見たこともある。今日は新幹線の中で何やら波形編集をしていた。

 今日のライブは磔磔の29周年イベント。店長の水島さんは、29は素数だから大事にしたいとのこと。今日のために用意した29拍子の新曲をやった。

 吉田さんは楽屋でもiBookで作業していた。本番が終わってしばらくして楽屋の机の上に置いてあるiBookを見ると、バウンスをしていた。ミックスが終わったようだ。しかし、残り時間が40分?長いファイルだ。

 今日のホテルは、インターネット接続が無料だった。これはぜひ他のホテルでも取り入れて欲しいサービスだ。溜まっていた日記を1週間分更新した。

[link:146] 2003年04月14日(月) 13:43


2003年04月13日(日)ツアー2日目

 2日目にして早くも二日酔い気味。今日は神戸のビッグアップルでシカラムータのツアー最終日を迎える。最終日にふさわしいぐちゃぐちゃなライブだった。ライブ後は3時半頃までビッグアップルで店長の近藤さんと飲んだ。みんなで酔って話しているうちに、シカラムータの中で僕が一番悪人だということになってしまった。で、一番極悪なバンドは栗コーダーカルテットだろうということに。うーん、そうかもしれない。

[link:147] 2003年04月14日(月) 13:44


2003年04月14日(月)ツアー3日目

 シカラムータのツアーが昨日で終わり、今日からは栗コーダーカルテットの「新曲試作小さな旅」。会場のキャップハウスで、他の3人のメンバーと合流した。キャップハウスは、戦前に建てられた古いビルをNPOが借りて、アトリエやギャラリー、イベントスペースとして運営している場所だ。今日のコンサートはPAを使わずにやった。演奏した会場は広さの割りには天井が低いのだが、たぶんそれが良い方向に作用して、普段音の通りにくいアルト以下のリコーダーが良く鳴った。たぶんリコーダーものに関しては、生で演奏するのに一番適した会場かもしれない。

 シカラムータのツアーでけっこう飲み疲れしていたので、栗コーダーのツアーではほどほどにしようと思っていた。しかし、打ち上げで韓国料理屋とバーをはしご。ビール、マッコリ、ラムをしこたま飲んでホテルに帰ったのは5時半だった。とほほ。

[link:148] 2003年04月19日(土) 01:36


2003年04月15日(火)ツアー4日目

 ツアー最終日は名古屋のTOKUZO。僕の最も好きなライブハウスのひとつだ。だいたいライブが終わった後に店で落ち着いて飲めるようでないと、ライブハウスとは言えないと思う。TOKUZOのキャッチコピーは、「TOKUZOは朝までやっている居酒屋である。」。素晴らしい。しかし、栗コーダーカルテットのツアーでは恒例であるのだが、ライブが終わった30分後には名古屋駅に向かうタクシーの中にいた。東京行きののぞみの最終は22時10分。いつか栗コーダーでもライブの後にTOKUZOで朝まで飲んだくれていたいものである。

 最終ののぞみで東京に着いて、JRと地下鉄を乗り接いで自宅に向かったのだが、地下鉄の最終電車の中でうたた寝して、降りる駅を乗り過ごしてしまった。あわてて次の駅で降りたのだが、気がつくとグレートバスリコーダーが無い。しまった。駅員に終点の駅に問い合せてもらって、発見されたことを確認する。終電後なので、明日取りに行くことにして、タクシーで家に帰る。グレートバスリコーダーを電車に忘れたのは2回目だ。とほほ。

[link:149] 2003年04月19日(土) 01:37


2003年04月16日(水)ツアー後始末

 昨日終電に忘れたグレートバスリコーダーを駅まで取りに行く。受け取る時に、ちょっと恥ずかしかった。どこかに忘れようとしても、まず忘れられない大きさだ。

 その後こまっちゃクレズマのリハへ。週末に野毛の大道芸フェスティバルで長谷川きよしさんとやる曲、それにストレイシープのイベントで演奏するストレイシープの曲を練習する。ストレイシープの音楽はこまっちゃクレズマでアコーディオンを弾いている張紅陽さんが作っているのだが、意外と拍子が一定でない曲が多い。そういえば、張さんの曲で4/4拍子の曲は見たことがないような気がする。

[link:150] 2003年04月19日(土) 01:38


2003年04月17日(木)工作

 先日たんすのキットを作ったが、今日はテレビ台を作ってみた。これはキットではなく、材料からそろえて作った。とはいえ、買ってきた6枚の板を組み合せてキャスターを付けただけなので、難しいところは無い。それでも、組み立て終わってみると直線になるべきところが直線になっていなかったり、ねじ頭が無残につぶれていたり。

 夕方から、先月にやった貝島克彦追悼演奏会を仕切っていた先輩と会って、事後処理の話。ものすごく貴重な古いオープンリールのテープを預かってしまった。ちょっと緊張する。

[link:151] 2003年04月19日(土) 01:39


2003年04月18日(金)怪しげな箱

 4月23日のライブのためのスリルのリハ。僕も使っているコルグのスマートメディアレコーダーPXR4に、平田君がお手製のマイクプリアンプを接続してリハを録音していた。たばこの箱くらい大きさで、ラジオのアンテナのようなものが伸びた先に小さなステレオマイクがついている。いいなあ、僕にも作ってくれないかなあ。

[link:152] 2003年04月19日(土) 01:40


2003年04月19日(土)野毛大道芸フェスティバル

 こまっちゃクレズマで野毛の大道芸フェスティバルに出演した。わりと大きなステージをこまっちゃクレズマと長谷川きよしさんに提供してもらって、こまっちゃと長谷川さんが30分交代で演奏。こまっちゃクレズマが長谷川さんの曲に加わったりもしたので、ずっとその場にいて他の場所を見ることができなかった。パンフレットを見ると、かなり広範囲でやっているフェスティバルだったようだ。

 長谷川きよしさんの生演奏を初めて聴いた。歌もギターもすごくうまい。昔好きだった「灰色の瞳」が聴けて感激。ウニャ・ラモスの作曲で、長谷川さんと加藤登紀子さんのデュオでヒットした曲だ。夜に居酒屋でビールを飲みながらそのことを梅津さんに言ったら、「え、あれロシアの曲じゃないんですか?」。それは「黒い瞳」です。

[link:153] 2003年04月20日(日) 23:34


2003年04月20日(日)大道芸とストレイシープ

 野毛の大道芸フェスティバルの2日目。朝から小雨が降っていて開催が危ぶまれたが、会場に行ってみるとスタッフの方々が雨に濡れながら、ステージに屋根や壁を作ってくれていた。そのおかげでこまっちゃクレズマと長谷川きよしさんのライブをやることができた。スタッフと雨の中で聞いてくれたお客さんに感謝。

 16時頃に大道芸フェスティバルでの演奏を終えたこまっちゃクレズマは、そのままお台場のフジテレビへ。フジテレビ内のモールシアターなるスペースで行なわれた「オフィシャルオフ会・ストレイシープ春の祭典」というイベントで演奏した。リハーサル無しでPAも使わずにやったのだが、さすがに2日間大道芸フェスティバルで演奏していただけあって、普段のレパートリーは余裕の演奏。しかし、4曲ほどやったストレイシープの曲は、難易度の高い曲もあって、なかなかの緊張感だった。僕等は初めて演奏したが、お客さんはよく知っている曲なわけで。

 ストレイシープの監督の野村さんには、6月発売のこまっちゃクレズマのセカンドアルバム「月光石のしっぽ」のジャケットを作ってもらった。立体を作ってもらったのだが、これが実に素晴らしい。ぜひレコード屋やライブ会場で実物を見て味わっていただきたい。

 帰りに汐留でゆりかもめから大江戸線に乗り換えたが、広い地下道を誰も歩いていなくて、廃墟のようだった。

[link:154] 2003年04月20日(日) 23:35


2003年04月21日(月)デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのリハ

 デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのレコーディングのためのリハに行った。元々ブラスセクションの一員として時々ゲスト参加していたが、次のアルバムでブラスを多用するために、今年いっぱいの期間限定でブラスセクションもメンバーとして加わることになったのだ。新曲を練習したが、なかなか難しい。譜面は一見単純だが、人間の生理に反するところに音符が置いてあって、気を抜けない。

 以前にやったライブのリハでは既に完成している曲にブラスをかぶせたものが多かったので、曲の完成する過程はあまり見られなかった。デートコースはうまい人が集まっているので初見で何でもできるのだろうと思っていたが、今日のリハでは地道に難しいフレーズをくり返し合わせる練習などもしていて、ちょっと安心する。

[link:156] 2003年05月05日(月) 09:35


2003年04月22日(火)ハンバートハンバートのミックス

 昼間は昨日の続きでデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのリハ。キーボードの坪口さんがフレンチホルンを持ってきてホーンセクションの一員として吹いた。管楽器以外のミュージシャンにも吹奏楽出身は多いなあ。

 リハの後、千歳烏山のBSTスタジオで、先日アレンジをしたハンバートハンバートのミックスに顔を出す。アレンジした曲のミックスは既にできていたので、聴かせてもらって確認、ほんの少しだけ修正させてもらう。他の曲のアレンジをした佐久間順平さんもスタジオにいた。順平さんに会うのは高田渡さんのアルバムの録音を栗コーダーでやった時以来か。ついでに順平さんのアレンジした曲のミックスも少し聴いてから帰る。いいアルバムになりそう。

[link:157] 2003年05月05日(月) 09:36


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