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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年08月02日(土)たまの解散を知る

 たまの解散を知った。胸中複雑だが、解散するのはすごくエネルギーのいることだと思う。僕は今までバンドの解散を経験したことがない。どのバンドも何となく活動しなくなるか、ずるずるとやり続けるかだ。きっぱり解散できるのは、すがすがしいことことかもしれない。

 夜は、明日の須山公美子さんのライブのリハ。今回は変身キリンのCDのレコ発ライブなので、変身キリンの曲ばかりやる。変身キリンは80年代前半に関西で活動していたバンドで、須山さんも在籍していた。もっとも、ほとんどの曲を作ってボーカルをとっていたのは本田久作さんという方なのだが、本田さんは今は音楽から離れているということで今回の出演を固辞された。今回のメンバーは元変身キリンで、ボーカル、ピアノ、アコーディオンの須山さんと元INUのギターの小間さん、元絶対零度の大熊さんとナゴム出身の僕。

 リハの後半、スタジオに本田さんが様子を見に来ていた。曲を作って歌っていた人の前でリハをするのも何だかやりにくい。

[link:251] 2003年08月12日(火) 09:17


2003年08月01日(金)『美式天然』サントラの録音

 目黒のリハスタで『美式天然』サントラの録音をする。くものすカルテットのメンバーにいろいろなダビングをやってもらって、僕はエンジニアに専念した。三味線、アコーディオン、ウッドベースなど初めて録音する楽器が多かったが、うまく録音できて良かった。これで外での作業は終了。あとは僕がリコーダーやパーカッションをダビングする作業が残っている。

 それにしても、iBookを酷使している気がする。人の音を録音する時は、VUメーターと同じくらいシステムパフォーマンスのメーターが気になる。

[link:250] 2003年08月12日(火) 09:16


2003年07月31日(木)四丁目ばんどのライブ

 MANDA-LA2にて四丁目ばんどのライブ。初めてヤマハのF管を使ってみたが、大丈夫なようだ。ツアーでの飛行機の移動を考えると頭が痛いが。

 ライブ後MANDA-LA2で少し飲んでから酒井俊さん、黒田さん、太田さんと一緒に店を出たが、太田さんとまだ飲み足りないということで意見が一致、居酒屋で深夜まで飲んでしまった。

[link:249] 2003年08月12日(火) 09:15


2003年07月30日(水)北海道苗場ツアー8日目

 経費節約のため、東京に戻る飛行機は21時25分千歳発の遅い便にした。時間帯によってずいぶん値段が違うようだ。札幌で時間の余裕がかなりある。ホテルをチェックアウトした後、甘味屋でモーニング珈琲を飲んでから、梅津さん多田さんと中央卸売市場マルカセンター内の魚政という寿司屋に行った。この店は栗コーダーカルテットのツアーでも2回行ったが、栗コーダーカルテットのメンバー全員が絶賛する名店だ。ネタがいいのはもちろんだが、銀座で修行した主人が握る寿司は仕事がしてある江戸前の寿司。それでいて、我々のような者でも安心しておまかせで頼めるくらい庶民的な値段である。今日も堪能させてもらった。

 寿司を食べた後、北海道でのライブでは何かと手伝ってもらっているキコキコ商店に初めて行った。キコキコ商店は珈琲と豆本とCDのお店で、看板がなければお店だとわからない普通の民家だった。オフノート関係など手に入りにくいCDの通販もやっているので、東京の人にオフノートのCDの入手方法を聞かれてもキコキコ商店のネット通販を教えることがある。初めて店に行ってCDの在庫の豊富さに驚いた。オフノート、OZディスク、いぬん堂など手に入りにくいCDがずらりと並んでいて、たぶん東京でもこの手のCDがこんなに並んでいるところは無いだろう。普通の家の居間のような雰囲気で居心地が良いので、4時間も滞在してしまった。コンポステラのイメージで作ったブレンドをごちそうになり、その上駅までの送迎までしていただいて、すっかりお世話になってしまった。

 僕がかかわっているような音楽のCDを頑張って売ってくれている店や売り場担当者が、ごく少数ではあるが各地に存在する。CDは完成してしまえば音楽家の手を離れるが、そのCDが聴き手と幸福な出会いをはたせるかどうかは、彼等によってささえられている。

 東京までの夜間飛行、火星が手の届きそうなところに光っていた。

[link:248] 2003年07月31日(木) 02:31


2003年07月29日(火)北海道苗場ツアー7日目

 ツアー最終日の会場は札幌のくう。苫小牧を出発する前に大正時代から続く洋食屋でハヤシライスを食べ、一見普通のレコード屋だが我々関連のインディーズ盤が充実しているウエストにあいさつをして、昨日ライブをやったアミダ様で珈琲をいただいた。

 くうでのライブは最終日だけあってくどめの演奏。少々リコーダーを吹き過ぎたか?いや、こまっちゃの場合はやりすぎくらいでちょうど良いことにしておこう。

 札幌のくうは一応ジャズのライブハウスだが、ロック、フォークなどの出演者もいるようだ。店での打ち上げの時には、最近出たレッドツェッペリンのライブアルバムがかかっていた。店での打ち上げの後はホテルの部屋で静かな宴会をして、1週間のツアーを締めくくった。梅津さんと新井田さんはKIKIバンドのツアーで明日以降も北海道を回る。

[link:247] 2003年07月31日(木) 02:30


2003年07月28日(月)北海道苗場ツアー6日目

 苗場から戻って家に到着したのが朝の4時過ぎだった。北海道に戻る飛行機は12時半なので、家で少し休めた。今回は北海道と苗場それぞれに楽器を持って行ったので、北海道と苗場の往復は楽器を持たずに移動できる。楽器を持たないで飛行機に乗ったのは久しぶりだが、何とも気が楽だ。

 苫小牧のアミダ様には16時半着。アミダ様は北海道を代表するライブハウスの一つだ。マスターのツルさんの存在感が強烈。なごやかにライブは進行したが、ライブ後になぜか回文を披露するはめになる一幕もあった。今回限り、もうやりません。

[link:246] 2003年07月31日(木) 02:29


2003年07月27日(日)北海道苗場ツアー5日目

 ツアー5日目、今日のこまっちゃクレズマは、福島町から苫小牧までの移動日である。その移動日を利用して、僕は苗場に往復、シカラムータと渋さ知らズでフジロックフェスティバルに出演した。

 福島町でバスに乗ったのが朝6時4分。バス−バス−飛行機−京急−山の手線−上越新幹線−車と乗り継いで会場受付に着いたのが14時10分。バスと飛行機が予定より早く到着し、リスペクトのスタッフが越後湯沢の駅まで迎えに来てくれたので、意外と余裕の行程だった。

 シカラムータのステージはオレンジコートという今年から新設されたステージで、会場の一番奥にある。一応ジャズっぽいものをやるステージで、昨日はDCPRGも出演していた。今日27日は、渋さ知らズの不破さんがオレンジコートのブッキングをしている。僕はずっとオレンジコートにいたので、他のステージは見なかった。しかも、オレンジコートに行くスタッフの車両用道路は会場の外を通って行くので、フェスティバル全体の雰囲気もよくわからなかった。海外のフェスティバルのようではあったが、会場に起伏があるのでお客さんは移動が大変だろう。

 15時半にオレンジコートに到着してからは、ルインズを見て、シカラムータで演奏して、サン・ラ・アーケストラを見て、大豆鼓ファームをちらりと見て、渋さ知らズで演奏。終了は24時過ぎ。実に楽しい一日でした。

 大熊さんの車に乗せてもらって家に着いたのが朝の4時過ぎ。ちょっと寝たら、また北海道に戻らねば。

[link:245] 2003年07月29日(火) 18:48


2003年07月26日(土)北海道苗場ツアー4日目

 昨日演奏した乙部町から海沿いに江差、松前を経由して福島町へと移動、今日の演奏会場は福島神社の土俵の上だ。福島町は千代の富士など過去に横綱を2人輩出していて、町中に「横綱の町」の文字が踊っている。神社の土俵はちびっこ相撲や女相撲に使われるものらしいが、ずいぶん立派なものだった。斜面を利用して客席が作られていて、客席からは海も望める。かがり火と提灯のあかりの中、地元の神楽に続いてこまっちゃクレズマが演奏。最後には神楽と共演した。神社で軽い打ち上げの後、明日に備えて24時頃寝る。明日は目標5時半起床だ。

[link:244] 2003年07月29日(火) 18:47


2003年07月25日(金)北海道苗場ツアー3日目

 ツアー3日目は、日本海側の乙部町に移動して、乙部町公民館にてバリアフリーライブ「銀河交流」に出演した。前半は地元の障害者の施設であるあすなろ学園のバンドが2つ出て、後半にこまっちゃクレズマが演奏。あすなろ学園のバンドの部の最後の曲に参加したが、あすなろ学園のバンドは色とりどりの記号が書かれた特殊な楽譜を使っていた。打ち上げの時に聞いた話では、フィンランドのミュージックセラピスト達が開発した障害者用の特殊な楽譜だそうだ。その楽譜は僕にはちんぷんかんぷんだったが、実際にさまざまな障害を持った方が立派な演奏をしていたので、かなり良いものなのだろう。客席にも障害を持った人が多かったが、楽しんでもらえたようだ。昨年ストラーダで音楽をやった映画『ぴぐれっと』を思い出した。

[link:243] 2003年07月29日(火) 18:47


2003年07月24日(木)北海道苗場ツアー2日目

 朝起きると、腰が重い。初めての経験だが、船の上下の揺れによって重力が増幅されていたためと思われる。ベッドに荷物を置いて片方にしか寝返りをうてないようにしたのが良くなかったのだろう。ただ、船の揺れにはずいぶん慣れた。もう一晩船に乗っているとしたなら、今晩は普通に飲み食いできるだろう。

 苫小牧に13時過ぎに着いて、伊達市のりむなたら農園へ。今日のライブ会場は、この農園の中にあるかまぼこ型の大きな倉庫だ。出店もたくさん出ていて、ちょっとしたお祭りの雰囲気だった。コンサートはお客さんも輪になって踊っての大盛り上がりだった。会場に小さな子供が多かったが、なんだかいい顔をした子供が多かった。

 借りてきた楽器は結構はっきりした音が出て、メンバーには好評だった。小さなハードケースにはキャスターもついていて、僕のツアーのためにあるような楽器だ。欲しい‥‥。しかし、ピストンが今まで使っていた楽器と違う位置についていて、ベルの向きも逆なのがちょっと使いにくい。ライブをやりながらストラップのかけかたを工夫するが、肩や手がすごく疲れる。慣れで解消するのだろうか。

[link:242] 2003年07月29日(火) 18:46


2003年07月23日(水)北海道苗場ツアー1日目

 明け方に泥酔して帰って、作業場の床で寝ていた。9時頃起きて、あわてて旅の仕度をする。仕度半ばで家を出て、大学の先輩に楽器を借りに行った。家に戻って今借りてきた楽器を持って、梅津さんの車との待ち合せ場所に向かう。今回は北海道ツアーの合間に苗場に往復するスケジュールなのだが、路線バスに長時間乗ったり、乗り換えの時間がぎりぎりだったり、最近使っているテューバは大きすぎて飛行機内に持ち込みにくそうだったりするので、苗場と北海道で別の楽器を使うことにした。たまたま先日大学の先輩に会った時に僕がピストンのスモールサイズのBb管を使っていることを話したら、手元に使っていないベッソンのスモールサイズのBb管があるので興味があれば貸してくれるような話をしていた。昔から使っているヤマハのBb管がもはやぼろぼろで特殊な用途以外には使いにくい状態である。そこで先輩の了承を得て、貸してもらった楽器を北海道に持って行くことにした。苗場行きの楽器は既にシカラムータの桜井さんに預けてある。

 茨城県の大洗まで車で行って、フェリーに乗る。今日は船中泊。展望風呂や映画館もある大きなフェリーだった。映画館でやっていたのは「釣りバカ日誌6」。このシリーズは見たことがなかったので、この機会にと思って見てみた。映画館の客は実質2人だったが、最後まで見ていたのは僕だけだった。音楽をかしぶちさんがやっていて驚いた。船上の場面は、実際の船の揺れが加わって現実的であった。

 船に乗る前に食料と酒をしこたま買い込んであったのだが、船の揺れのせいでメンバー全員食が進まない。夜は案外早く寝てしまった。

[link:241] 2003年07月29日(火) 18:45


2003年07月22日(火)藤村さんの録音

 午前中は自宅で『美式天然』サントラのダビング。トイピアノを弾いてみたが、鍵盤の戻りが遅くて細かいフレーズが弾きにくい。

 午後から京都のフォークシンガー藤村直樹さんのレコーディングに行く。エンジニアは石崎さんで、スタジオには渡辺勝さんと今井くん。今日は来ていないが中尾君や船戸さんも参加していて、要するにいつものオフノートのレコーディングだ。早めに終わったので高円寺で飲んで帰るが、場所を池袋に移して朝4時過ぎまで飲んでしまった。最後に行った赤い鼻という沖縄料理屋は良かった。味も値段も沖縄なみだ。

[link:240] 2003年07月29日(火) 18:44


2003年07月21日(月)忘れ物

 京都のフォークシンガー藤村直樹さんの録音でアレンジを1曲たのまれて、ここ2〜3日方針を考えていたのだが、どうもまとまらない。とりあえず、録音できるものから作業を始めて様子を見ることにする。打ち込みのデータをオーディオとして取り込もうとしている時に、ソングファイルが48KHzになっていることに気がついた。この曲は44.1KHzの24ビットで作業しようと思って、もらったデモを44.1KHzで取り込んでいたはず。レートを44.1KHzにしてデモを聴いてみると、お、自然な感じだ。なんだか方針が定まらなかった理由はこれだったのか。ということにしておこう。

 意外と作業は進んだが、夜のシカラムータのリハには少し遅刻。上石神井の駅でドラムの吉田さんに会う。
「昨日アメリカから帰ってきたんだ。」
「ルインズのツアーですね。どれくらい行っていたんですか。」
「7都市でやってきた。」
「へえ、じゃ結構長く行っていたんですね。」
「いや、一週間で7か所やったから。」
「‥‥。」

 スタジオに着いて楽器をケースから出す時に、マウスピースが楽器ケースに入っていないことに気がついた。しまった、先日の映画の録音の時に別のテューバのケースに入れたままだ。家まで取りに往復して、結局リハに参加したのは実質1時間だった。

[link:239] 2003年07月29日(火) 18:43


2003年07月20日(日)四丁目ばんど8月9日京都磔磔

 酒井俊さんから電話があった。磔磔の店長の水島さんに電話したところ、どうも8月のライブの予約状況があまり良くないらしい。磔磔で四丁目ばんどをやるのは初めてだが、良く考えてみたら関西でやること自体初めてだ。四丁目ばんどとしての知名度は低いかもしれない。しかし、バイオリンの太田さんもピアノの黒田さんも素敵な音楽家だし、何より酒井俊さんの歌は素晴らしい。関西方面の方はだまされたと思ってぜひ来て下さい。8月の一本杉もこのライブにしよう。

[link:238] 2003年07月22日(火) 03:38


2003年07月19日(土)栗コーダーのミーティング

 昨日録音した音を聴いて、少しいじってみる。リハスタだけあって、上の階のスタジオの音が漏れてきていた。先日の録音の時はヘビーメタルのバンドだったが、昨日はレゲエバンド。昨日録音した曲の音の薄い部分では、レゲエのベースとおぼしき低音がうっすら聞こえる。幸い音の薄いところはテューバはベースでなく比較的高音域でメロディーをやっているため、低域をばっさり切ってしまう。低域のわかるモニタースピーカーが欲しいなあ。

 夕方から栗コーダーのミーティングを4時間半ほど。今年のクリスマスの話や来年の話をしていると1年の短さを実感する。一生のうちに出来ることは、もうそんなに多くは無い。時間は有効に使わないと。

[link:237] 2003年07月20日(日) 05:17


2003年07月18日(金)ワンポイント録音

 目黒のリハスタで『美式天然』サントラの録音。今日は映画の中で比較的重要な1曲を録音する。くものすカルテットの7人と中尾勘二と僕が演奏しているのをワンポイント録音して、さらに数パートをダビングした。僕の移動システムは一度に2トラックまでしか録音できないので、必然的にこの形になる。しかもモニターシステムが無いので、映像の尺が決まっているところにクリックも無しで勘で合わせなければならない。人の配置や音量のバランス、テンポの設定などで時間がかかってしまった。さらに、演奏していない人の配置でルームアコースティックの調整をした。これは結構効果があった。時間はかかったが、良いものが録れたと思う。

[link:236] 2003年07月20日(日) 05:16


2003年07月17日(木)久しぶりにストラーダのミーティング

 昼間は映画『美式天然』の録音。今日はピアノの音を録るために、監督の坪川くんの知り合いのリトミック教室に行く。教室が始まる前の時間を使わせてもらって、ピアノを録音した。演奏は坪川君で、録音は僕。後で録音した音を聴いて、もう少しマイクの位置を工夫できたかなと思ったが、ラウンジ感のある音ではあるので、用途には合っている。

 夜は久下さん宅でストラーダのミーティング。ライブアルバム制作に向けての方針を決める。選曲はもう少しかかりそうだ。

[link:235] 2003年07月20日(日) 05:16


2003年07月16日(水)計画倒産か?

 昨年発売したスリルのアルバムの流通のことで、恵比寿にある某社に打ち合わせに行く。発売して1年少しの間に流通会社が2回変わることになる。1社目のプライムアトラスは一度も入金が無いまま倒産、2社目のセレソンはまだ倒産していないが一度も入金が無い。音楽業界には、会社とは名ばかりのひどい組織があるものだ。

 打ち合わせの後はMANDA-LA2へ。こまっちゃクレズマ『月光石のしっぽ』の発売記念ライブ。MANDA-LA2でこまっちゃクレズマをやったのは初めてだ。3時間近い長いライブで、こまっちゃクレズマのすべてをみせた。メンバー全員が梅津さんのベトナムみやげの口琴を使って合奏をやったが、人前で演奏するのは練習してからの方が良いと思う。

[link:234] 2003年07月20日(日) 05:15


2003年07月15日(火)こまっちゃクレズマインストアライブ

 昼間は歯医者へ。とりあえず今回の治療は終了、次は3か月後に来て下さいとのこと。親知らずには手をつけていないので、年が明けたら親知らずの抜歯が待っている。

 夜はディスクユニオン新宿JAZZ館でこまっちゃクレズマ『月光石のしっぽ』のインストアライブ。梅津さんにベトナムみやげの口琴をもらった。ベトナム口琴は今まで持っていなかったが、繊細な楽器なので僕の乱暴な奏法だとなかなか難しい。

[link:233] 2003年07月20日(日) 05:13


2003年07月14日(月)ツアー終了

 朝11時に宿をチェックアウトして、新幹線で東京へ。夕方家に着く。

 今ダイアルアップ接続関係でいろいろ不可解な現象が起きていて、東京と岡山以外のアクセスポイントだと接続できない。なぜかわからないが、他のアクセスポイントだと認証の時にパスワードが違うと言われてしまう。それなので、例えば今回のツアーだと、名古屋でメールをチェックする時は東京、関西でメールチェックする時は岡山に接続することになる。以前は旅先でのメールチェックにはHP200LXを使っていたのだが、カードモデムが壊れてしまったのでiBookをメールチェックにも使っている。ツアー中はいつも、早くプロバイダーに電話しなければと思うのだが、家に帰ると忘れていた。今月は北海道ツアーがあるし、その後も9月まで各種ツアーが続く。いちいち東京や岡山に電話するのも大変なので、家に戻ったらすぐ何とかしよう。

[link:232] 2003年07月20日(日) 05:12


2003年07月13日(日)DCPRGのツアー4日目

 デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのツアー最終日は、京都大学西部講堂。西部講堂が取り壊しになるという噂はこの10年ほどよく聞くが、何とか生き延びているようだ。伝統ある西部講堂でライブができることは大変うれしいのだが、古い建物だけに空調設備がない。そのため、夏のイベントにはあまり使っていないそうだ。今日のライブはチケットが900枚以上売れていて、当日券の入場者と合わせたら1000人以上になる。大変なことにならなければと心配したが、朝からの雨で気温は低め、湿度はかなり上昇したものの人が倒れることは無かったようだ。

 この日の打ち上げは吉田屋食堂。細い路地の奥にある町屋をレストランにした、隠れ家的な店だ。そこを借りきっての宴会では、寝てしまったメンバーの体中に落書きをする者、関西人二人で漫才を始める者などがいた。あ、どちらも某ドラマーだ。宇宙人にいたずらするとバチが当たるぞー。

[link:231] 2003年07月20日(日) 05:12


2003年07月12日(土)DCPRGのツアー3日目(休日)

 ツアー3日目は大阪で休日。11時頃宿を出て、どこで食事をしようか梅田の商店街を歩く。商店街を抜けて人通りが絶えたあたりの行き止まりの路地の奥にカレー屋があった。商売をする立地としては最悪の場所だ。試しに入ってみたが、遠からず店閉まいすることを予感させる味だった。昼時だというのに、僕以外の客は一人もいなかった。

 この休日でいろいろ作業をしようとiBookを持ってきている。しかし、昼間はホテルの空調が止まってしまう。ほとんど窓が無いような部屋で空調なしで仕事をするのは大変なので、しばらく喫茶店で楽譜を書く。その後生まれて初めてマッサージ屋へ入ってみた。初心者なので15分の短いコースにして、肩と背中を中心にやってもらったのだが、実に気持ちが良い。5年くらい前までは、肩が凝るという概念がわからなかったのだが。

 その後文房具屋で消耗品を補充。東京ではあまり見ない、文房具の安売り大型店だった。旅先でなければ、いろいろ衝動買いしそうな店だ。近所にこんな店があると良いのだけど。

 宿に戻ると、まだ空調が入っていない。今度は仕事道具を置いて、宿のまわりを歩く。こんな機会だからとマンガ喫茶に入って、前から読んでみたかった花輪和一の「刑務所の中」を読む。噂通り面白かった。映画化された「刑務所の中」で僕の曲も使われているのだが、まだ見ていない。原作を読んだので、いつ映画を見ても大丈夫だ。

 宿に戻ると、さすがに空調が入っていた。しばらく作業をする。しかし、机とベッドがあまりに近いので、ベッドにひっくり返って編集した音を聞いていたら、そのまま寝てしまった。夜中に目が覚めるが、次の日は8時ロビー集合なので、そのまま寝ていることにして、都合12時間近く寝てしまった。

[link:230] 2003年07月13日(日) 16:56


2003年07月11日(金)DCPRGのツアー2日目

 ツアー2日目は大阪のCLUB DAWN。梅田のJR京都線のガード下にあるクラブだ。わりと狭めな店なのでセッティングや音のことを心配したが、店がステージを拡張してくれていたので、何とか全員ステージに乗った。狭いところで近寄ってやっていたので、案外音も聴きやすくて良いライブだった。7/8の曲の途中で盛り上がってきたところで菊地くんがオルガンで5拍子を刻み始めて、パーカッションとオルガンだけが7拍子の中で5拍子を取っている場面があった。よくそんなことができるなと思って、ライブ後に聞いてみると「5拍子と7拍子の変換は簡単なんですよ」と、その場にいたメンバーに4拍子から5拍子を作る方法とか5拍子から7拍子を作る方法とかレクチャーしてくれた。うーん、理屈ではわかっても難しい。

 今日の宿はバンドの格安ツアーでは有名なホテル関西。幸か不幸か今まで泊まったことがなかったので、これでやっと一人前のバンドマンになれた気分だ。それにしても、すごい部屋だなあ。

[link:229] 2003年07月13日(日) 16:55


2003年07月10日(木)DCPRGのツアー1日目

 デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのツアー初日は、名古屋のクラブクアトロから。TOKUZOができる前は名古屋でのライブは大体クアトロだったが、TOKUZOができてからはほとんど来ていない。と思ったら、終演後TOKUZO店長の森田さんの姿が。うれしいけれど、お店は大丈夫なんですか?

 この日の宿はクレストン。クアトロと同じパルコの中にある。クアトロは楽屋が狭いので、ホテルの部屋を楽屋代わりに使えるのはありがたい。ライブ後に「打ち上げに行く時には部屋に電話しますから」とP−VINEのマタバ氏が言っていたので部屋で待機していたのだが、ライブが終わって2時間以上たっても連絡が無い。そのうちに寝てしまった。打ち上げはあったのだろうか。

[link:228] 2003年07月13日(日) 16:54


2003年07月09日(水)ストラーダの‥‥

 昨日、今日と自宅作業をする。「美式天然」録音の仕込み。そして自分のパートのダビング。それからストラーダのライブ音源CD6枚分をiBookに取り込んだ。これは旅先で聴くため。ずいぶんでかいウォークマンだ。

 ストラーダのライブ盤を出す話が進行中だ。ストラーダのライブはギターの桜井さんがほとんどDATで録音している。それをCD6枚分に荒選りして送ってくれた。聴いてみると、どれもそれぞれに良い。これは選曲で悩みそうだ。

 一人で録音していると、録音とミックスと編集があまり区別が無くなってくる。その結果、録音中なのに重いプラグインがいくつか立ち上がっていたり、今録ったばかりのトラックを切り刻んでいたりする。たぶん録音の時はなるべくプラグインを立ち上げない方がいいと思うのだが、思いついたことがすぐ試せるのが自宅録音の醍醐味だ。しかし、同時再生5トラックに一番重いリバーブを2本と一番重いEQを2本、それにマルチバンドコンプを立ち上げた状態で録音していたら、プチプチというノイズがたまに混ざり始めた。再生だけならまだまだいけるが、録音となるとこのあたりがiBookの限界か。ちなみにOS9.2、ロジック6、44.1KHz、24bitでのこと。

[link:227] 2003年07月13日(日) 16:53


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