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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年10月06日(月)栗コーダーでの録音の続き

 昨日録音したオケに、ボーカルやソロ楽器をダビングしていく。本日は7アーティストほど。これで全体の半分くらいか。しかし、栗コーダーが4人でディレクションを始めると、アーティストは何を聞いていいのか大変だろう。やっぱりプロデュースというのは団体ではなく個人もしくはコンビくらいでやるものだと思った。そう思っただけあって、だんだんそうなっていった。

[link:316] 2003年10月14日(火) 11:15


2003年10月07日(火)栗コーダーでの録音の続きの続き

 昨日の続きで、8アーティストほどのダビングに立ち会う。今回の録音はその過程が面白いのだが、まだ書けないのが残念。月刊笛仙人12月号あたりで川口君が録音日記を書いてくれるだろう。

[link:317] 2003年10月14日(火) 11:15


2003年10月08日(水)DCPRGのライブ

 新宿リキッドルームにてデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのライブ。今までデートコースはイベントでよくリキッドルームに出ていたが、今日は初めてのワンマンでのライブ。年内で閉店と聞いているので、最初で最後のワンマンだろう。3時間くらいの長いライブだったが、あまり長さを感じなかった。ぐっとくる場面が多かったような気がする。いつもより長めの菊地君のMCも面白かった。

[link:318] 2003年10月14日(火) 11:16


2003年10月09日(木)藤村さんのTD

 藤村直樹さんのアルバムのTD。と言っても、できあがった頃にスタジオに行って、自分のアレンジした曲の確認をしただけだが。大工さんの「蓬莱行」以来のチームでやっているので、何の問題も無かった。問題は、その後六本木で飲んでいるうちに地下鉄の終電を逃してしまったことだ。

[link:319] 2003年10月14日(火) 11:16


2003年10月10日(金)野戦の月の録音

 吉祥寺のGOK SOUNDにて、野戦の月の芝居用の音楽の録音。録音の後、ケーキで誕生日を祝ってもらった。さすがにこの年となると、めでたさも中くらいなり、といったところか。

[link:320] 2003年10月14日(火) 11:17


2003年10月11日(土)機長、それはアクセルですよ

 昼間、川口君とNHKへ。今度栗コーダーで出演する教育テレビの番組の打ち合わせ。収録は16日でオンエアは11月下旬。詳しくは収録後に。

 家に帰るとオクノ修さんの新しいアルバム『歌う人』が届いていた。僕の参加は1曲なのだが、ライブ→打ち上げ→レコーディングというスケジュールの日の録音なので、演奏が心配だった。聴いてみると、あまり打ち上げの後という感じはしなかったので、ひと安心。

 最近発売された風の旅団の音楽集のCDを昨日もらった。僕も88年以降の音源に参加している。通して聴いてみたが、いろいろなことが思いだされ、コメント不可能。

 その後坪川君に会って、『美式天然』の一番新しい編集のテープをもらった。2時間あった映画が、1時間半になっている。今日は見られなかったが、どうなっているのか楽しみだ。

 その坪川君と待ち合わせは、いつも近所のケーキ屋の前なのだが、ここ数日そのケーキ屋が取り壊しになっているように見えた。今時めずらしくバタークリームのクリスマスケーキを作っているような、ちょっと憎めない店だったのだが。今日近くに行ってみると貼り紙がしてあって、「アクセルとブレーキを踏み間違えた車が店内に突っ込んで、店が半壊してしまいました。」と書いてある。アクセルとブレーキは並んでいるだけに間違えやすいのだろう。

[link:321] 2003年10月14日(火) 11:17


2003年10月12日(日)栗コーダーでの録音の続きの続きの続き

 先日から栗コーダーでかかわっている録音のダビング最終日。今日は英語を母国語とするバンドのダビングだったので、そのバンドのメンバー内では英語でディレクションしあっている。速くて聴き取れなかった。

 夕方録音が終わって、川口君と下北沢に移動、ラカーニャで行なわれたさねよしさんのライブを聴いた。基本的には鳩野さんのピアノと二人、途中ゲストでギターの大西さんが加わるというシンプルな編成だ。しかし、音楽としてはこれ以上何も足したり引いたりする必要の無い完璧なものだった。たまには誘ってくれという言葉を言おうとして飲み込んでしまった。

[link:322] 2003年10月14日(火) 11:18


2003年10月13日(月)限界か?

 AKAIのサイトでサンプラー用のデータを無料でダウンロード出来るサービスがあったのが、それが10月15日限りで終了してしまう。いつか高速回線にしたらダウンロードしようと思っていたが、先にサービスが終了してしまうとは。止むを得ず電話回線でダウンロードを試みるが、とにかく時間がかかる。256MBのグランドピアノなどはあきらめるとしても、1MB少々のデータをダウンロードするのにも20分くらいかかって、しかも途中で接続が勝手に切れてしまうことがある。

 最近いろいろな資料をネット経由でやりとりすることも増えてきた。スリルの次のライブ用の音資料がネット上にあるのだが、60MBくらいあるから、落とすのは一晩かかるだろう。そろそろ高速回線を考えようか。

[link:323] 2003年11月03日(月) 09:27


2003年10月14日(火)野戦の月の音楽の録音

 吉祥寺GOK SOUNDにて、野戦の月の音楽の録音。芝居は24日からだが、準備は遅れに遅れているらしい。音楽の録音は本日で終了。

 野戦の月の『バンブーアーク』がもうすぐ再発になる。未収録音源やライブ音源を含む2枚組になっての再発だ。


[link:324] 2003年11月03日(月) 09:29


2003年10月15日(水)スリルのリハ

 22日のライブ用のスリルのリハ。ゲストの陣内さんも来る。今回はカバー中心の選曲、ゲストの陣内さん、対バンのMen's5といつもと違った雰囲気のライブになりそうだ。

[link:325] 2003年11月03日(月) 09:29


2003年10月16日(木)21時間労働

 朝9時から栗コーダーカルテットでNHK教育テレビ「ドレミノテレビ」の収録。「おいかける」がテーマの回なので、追いかけている雰囲気のオリジナル曲を演奏。収録の後は近所のスタジオに移動して、ここのところ栗コーダーでかかわっていた録音のダビングとTD。なんだかんだでスタジオを出たのは朝の6時になってしまった。

[link:326] 2003年11月03日(月) 09:30


2003年10月17日(金)さがゆきさんのライブ

 朝7時頃家に帰ったので、昼過ぎまで寝てしまった。昨夜TDした曲を聴き返すが、さすがに時間をかけただけあってうまくいっている。家で聴き返すとひとつやふたつ「こうすればもっと良かった」ということはよくあるのだが。

 夜はPIT-INNにてさがゆきさんのバースデーライブ。大友さん、栗原さん、イトケン、中尾君、坂本さん、それに僕という、あまり無い顔合わせだった。今回は大友さんが人選したようだ。即興の合間に曲をやるような感じでライブは進行したが、今回のメンバーはなかなか良い組み合わせだった。何というか、気配りの即興だった。

[link:327] 2003年11月03日(月) 09:31


2003年10月18日(土)「モニターはスタジオの命じゃ」(笛仙人)

 坪川君と打ち合わせ。まだ完成しない「美式天然」の音楽追加発注など。7年かかったこの映画もだいぶ先が見えてきて、11月末にフィルムへのダビングで完成となる。最初は16mmでプリントする予定が、いきなりドルビー35mmでプリントすることになった。音楽担当の立場としては音がぐっと良くなるので喜ばしいことだが、それだけミックスの粗も目立つということでもある。先日、仮落としの音をつけた編集済みビデオをもらったが、絵がついただけでミックスの弱さが露呈した。そもそもモニタースピーカーを持っていないのでヘッドフォンでミックスをしているが、それが間違いなのだろう。いいモニターが欲しい気持ちが日に日に増している。

[link:328] 2003年11月03日(月) 09:32


2003年10月19日(日)3台目

 スリルのリハ2日目。最近スリルのライブはリハを欠席することが多かったが、今回は早めにリハを取ってもらったので、3回のリハすべてに参加できる。安心、安心。

 最近3台目のHP200LXを入手した。2000円で売っていたので、動かなくても部品取りになればと買ったが、電源を入れてみるとちゃんと動く。予備機として眠らせておくことにしよう。

[link:329] 2003年11月03日(月) 09:32


2003年10月20日(月)悪魔のささやき

 スリルのライブ前最後のリハ。今回カバー曲の候補はすべてネットにMP3で置いておいてもらったのだが、結局全部はダウンロードできなくて、しかも本番でやらない曲だけダウンロードしてしまった。どうも大きなファイルをダウンロードしていると、途中で切れることが多い。

 そんなこともあって高速回線にしたい気持ちが高まっているのだが、僕の入っているプロバイダーのADSLは、まだ自宅のあたりまで来ていない。しかし、ADSLの横に「光」とか「100M」の文字がちらちらと見える。試しに住所を入れてみると、使える範囲内のようだ。危ない。「今なら工事費無料」とか「○○円のところが○○円」の文字も見える。さらに危険だ。気がつくと「申込む」ボタンをクリックしていた。

[link:330] 2003年11月03日(月) 09:33


2003年10月21日(火)Star Pine's Cafeのイベント

 シカラムータでStar Pine's Cafe主催のイベントに出演した。他の出演者は、チャンチキトルネエド、東京中低域、ヨロ昆撫。自分達も含め、いろいろなバンドがあるものだ。主催者のブッキングのセンスはなかなか良かっただろう。

[link:331] 2003年11月03日(月) 09:33


2003年10月22日(水)スリルのライブ

 O-westにてスリルのライブ。対バンはMen'5、ゲストは陣内さん、そしてスリルのコーナーはほとんどがロックの名曲のカバーという変わったライブだった。陣内さんは登場した瞬間から圧倒的な存在感ですごかった。

[link:332] 2003年11月03日(月) 09:34


2003年10月23日(木)大工さんのライブ

 初台のDOORSにて大工さんのライブ。ほぼレコーディングメンバーによる『蓬莱行』発売記念的なライブだった。

 リハーサルが事前にできなかった事と、発売からだいぶ間があいてしまった事でかなり不安があった。それと今日の場合はお客さんもアルバムを聴き込んで来ている人が多いだろう。実際本番で多少の事故はあった。でも大工さんの歌のおおらかさの前ではそんなことは小さいことだと思った。

 会場にはミュージシャンと知り合いの音楽愛好家の人達が目立った。評判のわりに枚数が出ていない『蓬莱行』らしいと言えばらしい。願わくば、もう少し世間に浸透させたいものだ。

[link:333] 2003年11月03日(月) 09:35


2003年10月24日(金)シカラムータのリハ

 11月3日の法政大学学園祭用のシカラムータのリハ。今回吉田さんも夘木さんも予定が合わず、誰もが知っているスペシャルドラマーに出演をお願いした。一応芸名は「吉田達也のトラ」ということになっている。そのスペシャルドラマーとは誰か?気になる方はぜひ来て下さい。

[link:334] 2003年11月03日(月) 09:35


2003年10月25日(土)野戦の月

 昼間にシカラムータのリハをやった後、川口君、坂本さんと野戦の月の芝居を見に行った。野戦の月楽団のCDの復刻、風の旅団時代の音源の発売、と最近この集団の音楽を俯瞰する機会があったので、テントの中にいると風の旅団時代からのいろいろなことを思い出してしまう。

 風の旅団時代の圧倒的なエネルギーを経験しているので、最近の野戦の月の芝居には物足りないところもあったのだが、今回の芝居を見て、これが野戦の月なんだなと思った。いい芝居だった。

[link:335] 2003年11月03日(月) 09:36


2003年10月26日(日)エミグラントのツアー1日目

 エミグラントのツアー1日目は辰野のオーリアッド。船戸さんが欠席のエミグラントが6人、対バンのひがしのひとしさんのセッションが3人、それにスタッフが4人という大所帯での移動となった。会場のオーリアッドはフォークシンガーの三浦久さんがやっている店で、落ち着いた雰囲気のいい店だった。普段は弾き語り中心で、ドラムが入ったバンドが出演するのは初めてとのこと。本番は18時半頃から始まって、ひがしのひとしさん、三上ゆうへい君、小暮はなさんがそれぞれソロをやった後に3人のセッション、三浦久さんのソロ、三浦さんとエミグラントのセッション、最後にエミグラントと盛沢山な内容だった。ライブの後は、そのまま店で打ち上げをして、少し離れたところにある三浦さんの家に泊めてもらった。4時頃まで飲んでしまう。

[link:336] 2003年11月03日(月) 09:36


2003年10月27日(月)エミグラントのツアー2日目

 昨夜泊めてもらった三浦さんのお宅は山を見渡す高台にある素敵な家で、広い芝生の庭で朝食をいただいたのが実に気持ち良かった。いろいろお世話になった三浦さんに感謝。

 昼頃辰野を発って、江古田のバディへ。3日間のツアーの中日に東京が入っているのはあまり経験が無い。昨日のエミグラントは少々やりすぎたので、少し曲を減らして、曲つなぎもへらしてみたが、最近の爆発的な演奏に慣れてしまったので、少々あっさりしたステージの印象だった。今日からベースの船戸さんが合流したので、僕は上もの的な役目に回る。

 オフノート社長のリクエストで、ひがしのさんのセッションで参加している小暮はなさんと1曲共演した。29日に小暮さんと僕のデュオライブがあるので、少しずつ慣れようという作戦。気持ち良く演奏できた。

[link:337] 2003年11月03日(月) 09:37


2003年10月28日(火)エミグラントのツアー3日目

 エミグラントのツアー3日目は仙台のサテンドールにて。3台の車で行く予定が、そのうち1台の調達に失敗して、エンジニアの石崎さんの車に8人で乗ることになった。濃いメンバーが8人すし詰めなので、唯一女性の小暮はなさんは5時間の道中大変だったろう。小暮さんはツアーが初めてだそうだが、最初にきついのを体験しておけば、今後何があっても大丈夫だと思う。

 エミグラントのステージは、初日と2日目の中間くらいのちょうど良い演奏だった気がする。今回はドラムに専念している中尾のフリーさ加減が面白い。エミグラントのサウンドの核になっている川下さんのサックスも今日は特に良かった。勝さんのボーカルのビブラートと川下さんのテナーのビブラートが絡みあいがエミグラントだと思う。

[link:338] 2003年11月03日(月) 09:38


2003年10月29日(水)小暮はなさんとのデュオ

 仙台から8人乗りの車に乗って、池袋まで帰ってきた。今日はペーパームーンで小暮はなさんとデュオのコンサート。ボーカリストと二人だけのライブは久しぶりのような気がする。PAを使わないライブだったが、とても気持ち良くできた。来年のレコーディングが楽しみだ。

 小暮はなさんは小学生の頃にお父さんがかけていたコンポステラの『歩く人』を聴いていたとのことだが、そんな話を聞くと自分がずいぶん年寄りになったような気がする。もっとも彼女は、食事時にお父さんがかける『歩く人』がいやで、急いで食事を終えて自分の部屋に逃げていたそうだ。確かに家族だんらんのBGMにはなりにくい音楽かもしれない。

[link:339] 2003年11月03日(月) 09:38


2003年10月30日(木)栗コーダーのリハ

 昨日は遅くまで飲んでしまって、二日酔い気味で栗コーダーのリハに行く。僕と同様に打ち上げ疲れの川口君、徹夜明けの栗原さん、口内炎に悩む近藤君、まともにリハができるわけが無い。曲順を決めて通しリハをしたが、どの曲もすこしずつテンポが遅くてのんびりした演奏になった。

 ツアー疲れのせいか、40度の泡盛が効いたのか、なかなか二日酔いが抜けなかった。ただ、これが二日酔いと言っても不快な気分でなく、初めてタバコを吸った時のように頭がじーんとする感じで心地好い。たぶん、この状態でまた飲みに誘われたら、この状態を維持するために喜んで飲みに行くだろう。人がアルコール中毒になるメカニズムはこれかと思った。

[link:340] 2003年11月03日(月) 09:39


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