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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎:2004-02-05


2004年02月05日(木)宅録→リハ→MA

 机に突伏した状態で目が覚めたら、朝だった。慌てて作業再開。すごい勢いでダビングしていく。今回は全部OSX上のみで作業しているが、自宅録音のダビングは録音とミックスと編集を同時にやっているようなものなので、録音している横で重いプラグインが立ち上がっていたり、ソフトシンセが何パートも鳴っていたりしている。iBookの遅いハードディスクとCPUの悲鳴が聞こえるようだ。いつもはOSXで外部音源を使って打ち込みのデモを完成させ、それをパート別に録音して、OS9でファイルを立ち上げ直して録音していたが、今回はそんな時間は無いし、旅先でデモを作る関係で外部音源を使わずにソフトシンセのみで作業していた。現行のG4を使ったiBookなら、ずっと快適に作業できるのだろうな。

 何とかダビングが終了してから、1時間くらいで11曲のミックス。家を出たのが15時半頃。15時から桜井さん宅で2月8日用のリハをすることになっていたのだが、大遅刻してしまった。時間が無くなってしまったので、難しい曲のリハと曲順決めのみ。18時頃に桜井さん宅を出て、永田町のMAスタジオへ。先ほどまで家で録音していた音源の納品と仮MA。今回の作品はWEBからパソコンにダウンロードして見るものなので、本来の意味でのMAにあたるのは、コンピューターでのオーサリングの作業なのだが、できたばかりのフォーマットで制作会社も試行錯誤しているらしく、ナレーション録りの後に仮にスタジオで絵と音を合わせてみましょうということになっていた。

 僕が到着したのが19時半頃。ナレーション録りの最中だった。今回のナレーションは小学生の男の子だが、すばらしくうまかった。難しい注文も「はい」の返事一言でこなしていく。プロの仕事だった。その後に音楽を絵に合わせてみる。とりあえず、問題無し。ファイルでProToolsに読み込んでもらったのだが、音が良いのでびっくりする。その原因は100通りくらいあると思われるので考えないことにするが、自宅のモニター環境(オーディオインターフェイスのDAコンバーターも含む)が弱いのは間違い無い。でも、外のスタジオに持って行ってがっかりするとまずいけれど、音が良くてうれしくなるのならまあいいか。

[link:427] 2004年02月16日(月) 12:55


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