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ニュートの口使い from 近藤研二:2002-12-12


2002年12月12日(木)札幌はもっと寒いです。

早朝6時半。ドタバタと電車に乗った。
大荷物だった上に慌てていたこともあり、
ちょっとしたアクシデント発生。
右手の中指の爪をバリっとはがしてしまった。
痛ーっ。
空港まで我慢して、
空港のコンビニでアロンアルファを買って無理矢理くっつけた。
なんとか。
北海道ツアー中にまた剥がれないことを願う。

宿のある新札幌に着いたのはお昼前。
会場である時計台の入り時間まではだいぶ時間があったので、
部屋でちょっと仮眠。
その間、栗原くんと川口くんは小樽へ行って、
地元のFMで明日のライブの告知。

起きて、スープカレーを食べに行くという関島さんにお供。
「スリランカ共我国」という店の名前以外の情報がなかったため、
大通り公園付近でしばらく路頭に迷い、
関島さんはコンビニで、俺はiBookをひっぱり出して、検索。
寒空グーグル。寒いなー。

80.jpg 160×120

なんとか場所の調べはついたのだけど、
入り時間がせまっていたのでかけ足で行って、
すごい勢いで食べた。美味しい。
辛さを100段階あるうちの6にしたのだが、
それでもそれなりに辛くてちょうどよかった。
ラッシーも濃厚で美味しかった。

時計台に戻る途中で雪が降り出した。
おー、今日はホワイトクリスマスライブになるなー。
しかも、時計台。ロケーションは整った。
あとは演奏だ。
アーーーイドリーミンオバーワーーーイクリスマス♪って
全部半音なんだよね。

一時間で搬入、セッティング、サウンドチェック、リハーサル、
全てを終わらせた。

二つ目のアクシデント、ってことでもないのだけど、
鼻の頭にでっかいニキビが出来ていて、
ただでさえ冬場は鼻をジュルジュル咬むのに、
これじゃほんと赤鼻のトナカイになっちゃうよーと思ったので、
鼻の先だけファンデーションを塗ってステージにたった。
ダセー。

栗コーダー単独では初の北海道ツアーなのだけど、
たくさんの人が集まってくれた。おー。
会場の響きもいいし、窓の外では雪がシンシン降ってるし、
あがたさんの時にはなかった照明も今回は、
COLONYを運営しているコネクトさんのご厚意でいい感じになっているし、
なにもかも最高だー!
あとは演奏だ。

いや、演奏もぶっちゃけリハを一回もしていない割にはよかった。
方だと思います。
ただ、ここで三つ目のアクシデント。
慌ててセッティングしたせいか、
ギターの回線の接触が悪く、途中まですごく小さくて痩せた音。
しかもガサガサしたノイズまじりの音でやってしまった。
やー、いかん。こんなことじゃ。

あと、今朝剥がした爪がいいコンディションではなかったので、
主に2弦の音はあまり綺麗に鳴らせませんでした。
あと、本番中にマナーモードにした電話がポケットでブルブルしだして、
気が散っていたのも私です。
次はもっと万全の状態でやりますので、
これに懲りずにどーかよろしく。

終演後30分で退館。

終電近くまで、ここは東京?と思うくらいたくさんの人達に囲まれて
打ち上げ。

ホテルに戻って来て、26階の川口くんの部屋で
誕生日を迎えたばかりの彼のパジャマ姿に乾杯。

今、19階の自分の部屋に戻ってきてこれを書いている。
この7階分の差が旅の達人と凡人の差なんだろなー。

シャンパンに酔ったみたいだ。うー。

おー、外は吹雪いてますよ。

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2002年12月13日(金) 04:52

[link:80] 2002年12月16日(月) 14:47

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